太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

守護

2013-01-22 08:01:08 | 日記
銀行に行ったときのことだ。

駐車場に車を止め、車の鍵をバッグに入れながら入り口に向かって歩き出した時に、

車の鍵が足元に落ちた。

それを拾おうとしゃがんだ途端、目の前に車が飛び出してきて、風圧で髪が揺れた。


その車は、駐車スペースからバックで出てきたのだが、

私の存在に気づかなかったのだろう。

助けられた、と思う。

人は誰でも、4人以上の存在に守られているのだという。

ただ、寿命じゃないのに命の危険にさらされたとき以外には、私たちが頼まなければ、その守護する存在たちは手出しができないらしい。


ALWAYS という映画がある(晩年のオードリー・ヘプバーンが素敵だった)。

その映画の冒頭で、主人公は事故で死んでしまうのだが、死んだあとに、誰かの守護に付く。

守護している人間に向かって、彼はあれこれアドバイスをするものの、必死でヤイヤイ言って、時たまその人間が「!」とひらめいたようにキャッチすることがあるだけで、その殆どは気づかれない。

私も普段はまさにその状態なんだろうと思う。



「助けてくれてありがとう」

銀行に入る前に、声に出して言ってみた。

声にしなくてもわかってくれるけれど、やっぱり大きな声で言ったほうが伝わると思うから。







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