太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

イギリス人アメリカ人

2015-05-20 21:45:53 | 日記
イギリス人とアメリカ人は、仲が悪いわけじゃないと思うけれど

なにかにつけ、意識しあっているように思えてならない。

日本の、関西と関東みたいなものか。



アメリカの大人向けアニメで、イギリス人を描くとき

やたらと歯並びを悪く描くことがある。

イギリス人の歯並びが悪いのかどうか、判定できるほどの数のイギリス人に会ったことがないので

なんともいえないけれど、想像するに日本人並みではないかと思う。

アメリカ人の歯並びに対する美意識は高くて、

美しい歯は、社会的ステイタスでもある。


出っ歯も反っ歯も、15歳ぐらいまでには完全に治してしまう。

50歳を過ぎても、歯医者に行けば普通に矯正を勧められる。

ほとんどの人は、笑うと大きさの揃った美しい歯が並んでおり、

私は人と話すときに、その歯並びに見とれてしまう。


前歯2本の両脇に、小さめの歯が多少出っ張って控えている自分の口元を見ると

矯正しようかな、と思わないでもないのだが、

2年から3年、矯正器具をつけて、はずしたあとは  生涯 マウスピースをつけて眠らなければならない

という話を聞くと、めんどくさがりな私はダメだな、と思う。

マウスピースを数日付け忘れると、歯が動いてしまうらしい。


それはともかく、

だいたい、一般的にアメリカ人というのは

食のハードルが低く、着る物にこだわらず、自己主張が強く、態度も声もでかい。

と言われる。

なんでも美味しく食べられて、カジュアルでフレンドリーなのはいいことではないかと

私などはアメリカ人の肩を持ってしまうのだけれど、


「だってアメリカ人って、ビールに氷を入れて飲むだろ?あれはないよね」


と、あるイギリス人が言ったとき、ハタと思い当たることがあった。

それはまったく、うちの夫だからである。

そして私も常々、違和感を感じつつ、何も言わずにいるのである。



みんな違って、みんないい。(みつをさんだったっけ?)

私の結論として、単純で明るいアメリカ人は憎めないじゃないか、と思っている。





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