太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

三日坊主 撤回

2016-03-01 21:41:34 | 日記
ストイック期に突入した夫が、ベンチプレスなどができるセットを買ってきて

ガレージに置いてあるのを、三日坊主にならなきゃいいが、

と、三日坊主の親玉の私がいらぬ心配をしていたわけだが、

何ということか、コツコツとダイエットと筋肉トレーニングは続けられ、

夫は13キロの減量をした。



13キロともなると、毎日顔を合わせる職場の人も、

「あれ?もしかして、ものすごく痩せてない?」

と、何かの折に気づく。昔のジーンズがするする入る。

目標体重には達したけれど、引き続き食事に気をつけていて、

「僕は生涯これを維持すると決めたから」と言う。

まあ、それは毎回そう言うんだが。

「ピザもパスタもお酒もじゅうぶん食べたり飲んだりしたしさ」

あ、それも毎回言うよね。

でもでも、達成できたのはすごいことだと思うから褒めると、

「あなただって続いてるでしょ」

と言って、ビールのビンを指差した。



そうか、そうだった。私は「脚やせ」に取り組んでいるのだった。

仕事がら、一日中立ったままで、足がむくむ。

でも、足がむくむ自覚はないから、放っておく。

むくんだまま、太くなっていく。

ということに気づき、脚やせの本を買った。

最初のページに、理想の足の写真があり、太腿の間、

ふくらはぎの上下に、しっかり隙間があるかどうかがポイント。

姿見を恐る恐る見てみれば、太腿には隙間どころか、余った肉が互いに競り合って、

むっちりと餅のように肥大しているという、恐ろしいものが映し出されていた。


これはいかん


その本には、そういう人も痩せられる、と優しいことが書いてある。

毎日、ストレッチに加えて、脚のいろんな筋肉を加圧してゆく。

加圧するのは指かコブシでいいのだが、毎日やると痛くなるので

小ぶりのビールビンを使って、その日からやり始めた。

加圧も大事だが、こうやって毎日脚を意識するだけでも痩せるらしい。


夕食のあと、映画を見ながらダラダラと15分ぐらいやるのが日課になって、

気づけば3ヶ月以上続いていた。

三日坊主の親玉としては、3ヶ月という長さは奇跡に近い。

鏡に映る脚は、互いに競り合っていた肉が、競り合うのをやめたように見える。

目を凝らせば、確かに隙間はある。


くるぶしの上あたりを押すと、へこんだまま戻ってこない。

始めた時は、ほんとうにそれは恐ろしいほどのへこみようで、

どれだけ足がむくんでいたかと思い知る。

今も、押すとへこむけれど、前よりはずっといいように思う。


ちなみに私が買った本。


「脚やせPUSHダイエット」  レッグ コンシャリスト 斉藤美恵子  幻冬舎







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