太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

カバー

2017-06-01 19:16:34 | 日記
あれは流行りだったのだろうか。

ドアノブのカバー。

その頃は、ドアノブといえば丸い形が主流で、それに布で作ったカバーをつけるのだ。

直径15センチぐらいの大きなコースターのような布の真ん中に、丸くゴムが入っていて、

それをドアノブにかぶせる。



私の実家にはなかったと思うが、友達の家に遊びに行くと、たいてい使っていた。

縁にはレースがついていたり、丸いぽんぽんがついているのもあった。

そして、ドアノブカバーをいくつもつけている家の電話には、これまたカバーがついているのだった。

若い人たちは、ダイヤルの黒電話なんか見たことがないだろう。

言葉で説明するのも無理があるので、画像を探したら、あった。

「 昭和 電話カバー」で出てきた。(やっぱ昭和ね)



そうそう、これこれ。

懐かしいぞ。

ダイヤル電話を知らない人たちは、この数字の内側の丸い穴を指で押した、という話があるけれど

押す数字しか知らないのだから無理はあるまい。

これは穴に指を入れて、右いっぱいにまわし、自動的に元に戻るのを待って次の数字をまわす。

当然「1」だとまわす距離が短く、「0」だとほぼ1周するのを待たねばならないから、大きな数字の電話番号は嫌われた。





話を元に戻そう。


私はこのドアノブカバーと電話カバーが、好きじゃなかった。

まず、個人的にこれらは美しいとはいえない上に、何の為にあるのかさっぱりわからない。

ドアノブカバーは、布がすべってノブがうまくまわらないし、真ん中にロックがあるノブは、

カバーをとってロックをしたり解除したりしなくてはならない。

電話も、受話器の手で持つ部分が垢じみてきて、こまめに洗わなくてはならない。

しかし昭和時代、けっこうな家でこれは使われたと思う。

私の母が、もっと暇な主婦だったら我が家にもあったかもしれない。



なんで今頃こんな話になったかというと、

今日、店にみえたお客様が、頭のてっぺんにお団子を作って、それを布で包んでいた。

それがまさに、ドアノブカバーに見えたというわけだ。

突然思い出の底から浮上してきた記憶に興奮した私は、なんとか同僚に説明してみたのだが、薄い反応。

日本人以外の人にはわからなくて当然だろう。



こういう話題をシェアできる人がいないのは寂しい限りである。








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(元)ガールズ デイ

2017-06-01 07:53:13 | 日記
友人が、私の休みにあわせて仕事を休んでくれたので

今日はガールズ デイ、もとい、元ガールズ デイで、友人宅に遊びに行った。



我が家からは、ほぼ1時間のドライブ。

近所のベーカリーでデザートを買ってゆく。

ホノルルだったら、日本人が美味しいと思うデザートが買えるけど、この辺じゃ無理。

それなら美味しいデザートを手作りすればいいと思うけど、私だからそれも無理。

チーズケーキと、クリームパフ(シュークリーム)2個ずつと、友人の明日のデザートにコルネを買った。

カスタードクリームが食べたい気分で、でも私が美味しいと思うカスタードは地元の店では味わえないのを知っていて、

それなのにほのかな期待をこめて買って、やっぱりガッカリした。

こういう店では、ドーナツとかデニッシュのようなものを買うべき。

日本のものの3倍ぐらい甘いだけで、ガッカリ感はそれほどないから。





そろそろ近づいてきた。


友人がランチを用意して待っていてくれた。





ミネストローネ、カナッペ風のトースト、ヒヨコマメとインゲンのサラダ。

彼女はベジタリアン。

でも卵も魚もチーズも食べるから、一緒に食事してもそれほど困らない。

昔、ビーガンの友人がいて、彼女の場合は卵も魚もチーズも一切食べないので、

外食するときには自分で作ったマヨネーズ風の調味料を持っていた。(何でできているのか聞いたけど忘れた)



しゃべってしゃべって、またしゃべって、

つくづく女の人って、しゃべることで発散しているのだなあと思う。

誰かに会うと、いつもいつも思う。

会いたいと思う人がいて、私に会いたいと思ってくれる人がいることの幸せ。








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