太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

台風

2019-09-10 19:13:53 | 日記
本来なら、日本行きの飛行機の中。
でも私はこれを自宅で書いている。
14時のフライトなので、12時ごろに空港に行ったら、まさかの遅延。
それも夜中の3時半。
私たちを空港まで送ってくれた、夫の叔母にあわてて電話して、
Uターンしてもらった。

ただでさえ短い日程が、これでまた短くなってしまった。
友人相手に文句を言っていたら、友人の同僚のお母さんの話をしてくれた。
二日前、そのお母さんはハワイに住む娘に会うために、一人で遠くから成田空港まで行ったのに、台風のために飛行機が飛ばず、
チケットカウンターの前で一夜を明かして、結局翌日フライトは全部欠航となり、
またはるばる地元まで帰ったのだという。
そのお母さんの気持ちを思うと涙が出そう。

私たちなんか、こうして25分ぐらいで自宅に戻って
猫とゴロゴロしたり、夕食を食べに行ったりして(冷蔵庫には何もないのだ)
夜中になるのを待っていられるのだからラッキーだ。
もしこれが成田空港だったら、自宅から2時間ぐらいかかるから、
空港で半日待つしかない。

猫たちには、私たちが家をあけることを、数日にわたって
日本語と英語で繰り返し説明してあったから、
出かけたはずが戻ってきて、どうなってんだ、というような顔をしていた(と思う)


以前某エアラインで働いていた友人が、
「オンラインにすれば、遅延のお知らせとかメールでくれるから、これからはオンラインにしたほうがいいよ」
と言う。
確か、チケットはオンラインで買ったと思うけど、そういうことじゃないのかな。

「昔はリコンファームをしないと、当日になって座席がなかったりしたこともあったんだよ。今はそれがなくなったけど、自分でチェックは必要」

そういえば、20年ぐらい前のガイドブックには、リコンファームについて書かれていた記憶があるし、実際に電話をかけたような気がする。
今はリコンファームしなくてもよくなったんだ。

遅延になって、家に戻ってきたら、夫のメールアドレスに遅延のお知らせが来ていたのを発見。
「メールが来ていたみたいだよ」と友人に言うと
「それじゃあオンラインで買ったんじゃん!」
「そういうことだよね」
「でもメールチェックしないんじゃ意味ないよね・・」
「だよねー」
「・・・・・」

フライトの前には、フライト情報をチェックする。
今までそんなことをしたことがないと言ったら、友人は再びあきれていた。
わかるよ、わかる。
私はいつも夫任せで、適当についてゆくだけだからイカン。
しかし私はおおざっぱな上に、超のつくめんどくさがり。
キチキチとものごとを順序だててこなしてゆくのが最も苦手ときている。
いつだって雰囲気で生きてるようなところがある。

「何が起きても大丈夫っていうなら別だけど、そうじゃないじゃん。
だから事前のチェックとかいうのは、したほうがいいよ」

まったくもってそのとおり。
あたしゃ騒ぎだけは大きい。
的を得た友人の言葉に、ぐうの音も出ない。