太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

『RIGO』スパニッシュイタリアン

2019-09-17 19:28:50 | 食べ物とか
友人が、「RIGO]という、スパニッシュイタリアンのレストランができたというので行ってみた。
日本の会社が経営するレストランらしい。
カパフル通りという立地も大変よい。ワイキキなら行かなかった。

スパニッシュイタリアン、という言葉は初めて聞いた。
そういうくくりの食べ物が世の中にあるのかどうかもわからない。
けれど、スパニッシュのタパスは好きだ。
タパスは、日本の居酒屋のように、小皿料理で出てくる形式で
いろんな料理が少しずつ楽しめる。
一皿の量がパーティサイズかと思うようなアメリカのレストランだと
一皿ですら食べきれない。

最後にタパスレストランに行ったのは、サンフランシスコだったから
もう4年になる。美味しかったなあ、あれは・・・・
それで、スパニッシュイタリアンという謳い文句にそそられて、出かけたのだった。

RIGOの店内

6月にオープンしたばかり。
お店はとても洗練されていて居心地がいい。
奥にはソファのテーブルもある。
写真の上部は、壁一面がガラスばりのワインセラーになっている。
メニューは、スパニッシュとイタリアンとが分けられて表記されていて、
どれも居酒屋サイズ。
私にはさっぱりわからないけれど、酒好きの友人によると
ワインの品揃えがかなり良いらしい。
中でも30種類ほどのワインが一律28.5ドル(ボトル)で、
その銘柄を見て、
「こんなワインをこの値段で出すなんてスゴイねんよ」
と友人は言った。

スパニッシュの海老
にんにくオイルのソース。
向こうにあるのが、ガーリックブレッドのモツァレラチーズのせ。

イタリアンのカラマーリ
日本の居酒屋でいうと、イカげそのから揚げね。
向こうに見える丸いのは、スパニッシュのコロッケ。

イタリアンのボンゴレビアンコ

なんのスパゲティが好きといって、アサリのシンプルなスパゲティが1番好き。

写真には撮らなかったけど、イタリアンの、茄子のグラタン的なものも
すごく美味しかった。

デザートに頼んだティラミス。
20年ぐらい前、日本でティラミスが人気になった頃のティラミスの味がする。
あのあと、ティラミスは少しずつ形を変えて、
多くの店のティラミスは、チョコレートケーキの親戚みたいになってしまった。
ほんとうのティラミスは、洋酒をきかせた軽いチョコレートスポンジに、
マスカルポーネチーズの素朴な風味が絶妙にあわさった、シンプルなもの。
日本の他のケーキのように、ぎりぎりまで控えた甘さが新鮮。
私の同僚が食べたら、砂糖を振り掛けたくなるに違いない。

バスルームも、床でごろごろできそうなほどきれい。(しないけど)
個室のドアをあけたら、便座が自動的に上がった。
異国の地で、日本のホスピタリティに触れて感動する場面。

ウェイターたちが、みんな揃って美男子なのも素敵。
ちょっとイタリアとかスペイン系にみえる人を選んでいるのかと思うほど。
実際は、プエルトルコ人だったりする。


 
カパフル通りは、ワイキキ動物園と同じ通りにあって、
ワイキキからもそんなに遠くない。
料理もサービスも大満足。
今度はディナーに来てみたい。