太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

ダイエットとデトックスと血液型

2019-11-04 18:00:42 | 日記
夫が仕事を辞めると決めた頃からだろうか、猛烈な食生活改善に取り組み始めた。
普段から夫は、ダイエット期とジャンクフード期が交互にやってくる。
ジャンクフード期は何を言ってもジャンク生活を辞めず、
ダイエット期はどんな誘惑にも負けない、という、意志が強いんだか弱いんだかわからない人で、私は傍観者として眺めているだけだ。

いつものダイエットは、お酒と、炭水化物をやめるだけなのが、
今回は久々に『血液型』によるダイエットを始めたので、私も便乗している。


この「血液型」によるダイエットは、まだ日本に住んでいた時に、たまたま英語の本を買ったのがきっかけでハマった。
血液型ダイエットというと、日本だと何となく軽くていい加減なイメージがあるけれど、
実はこれにはちゃんとした歴史と裏付けがあるのだ。
ダダモ博士という博士が、親子二代にわたって研究している。

おおざっぱに説明すると、どんな血液型かによって、
合う食べ物と、毒にも薬にもならない食べ物、毒になる食べ物がある。
血液型によって血液の細胞の質が違ってくる。
どんな食べ物にも「レクチン」という物質が含まれており、
そのレクチンを分解しやすければ、ちゃんと栄養を吸収し、老廃物を外に出せるが、
分解しにくいレクチンを日常的に摂っていると、細胞同士が固まってドロドロ血液になったりする。
そもそも、これは体重を減らすためのものではなく、健康を維持し、
不具合を改善するためのもの。
けれど、これに沿って食べていると、余分な脂肪がとれてするすると痩せる。

O型である夫は、狩猟民族がルーツで、肉は食べてもいいが、米や小麦はだめ。
アーモンドはいいが、カシューナッツやピーナッツはだめ。
B型である私は、ノマドがルーツで、乳製品がいい。
肉もよくて、小麦はだめなのはO型と同じで、米はいける。
果物やスパイス、サプリメントも詳しく分類されている。

それほど厳格にやっているわけではないけれど、
朝のウォーキングも再開し、この半月近くで3キロ痩せた。
キチキチだったジーンズが入るようになり、おなかまわりのモタモタが少しマシになった。
服を着てしまうと、体型が変わったのがわかりにくいのだが
さすが中年でおなかまわり、お尻の後ろ側などに、みっちりと肉がついているのだ。


夫はクロゼットというクロゼットを整理整頓し、冷蔵庫の中を整頓し、
家じゅうを掃除し、着なくなった服を寄付し、最後にホワイトセージを焚いて、
「ああこれでエネルギーがきれいになった!」
明日から、新しい職場に行き始める。
体も生活もデトックス。
古いものを壊して、新しい風を入れることが、どうしても夫には必要だったのだ、ということなんだろうか。