太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

シナモンズで朝食

2012-11-25 13:32:41 | 食べ物とか
確か以前もシナモンズを記事にしたことがあったけど、再びシナモンズ。


休みの朝、今日はどこかで朝食にしようというときに行くのは、

シナモンズか、KOAだ。



まずは外せないパンケーキ


それもシンプルなバターミルクに限る。

ブルーベリーとかバナナとか、メニューにはあるけれど、

これでもかというほど甘いソースがかかってきたりして、幻滅することが多い。

パンケーキはこういう普通のが1番。



エッグベネディクト


半分に割ったマフィンの上に、ベーコンやトマト、その上に半熟の卵をのせて焼き、

最後にホーランデーズソースをたっぷりかけたもので、アメリカではポピュラーなもの。

サイドは、ハッシュドポテト。




フリッタータ


オープンオムレツ、といったところ。

オリーブやほうれん草、アーティチョークや玉ねぎなどがたくさん入っている。

最近、二人とも以前ほど食べられないので、半分はテイクアウトになった。




朝食の外食メニューは、どれも似たようなものを家で用意できるんだけれど、

それをあえて外で食べるというところに、「今日は休みだ!」という開放感がある気がする。





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テクノロジー

2012-11-25 12:59:20 | 日記
ひょんなことからスマートフォンを買った。

スマートフォンを持っている友人や家族をみると、それは大変便利なものだと思うのだが、

果たしてそれが私に必要かというと、そうでもないような気がして、ずっと普通の電話を使っていた。

なにしろ、私は昔から情報に疎い。

情報に疎いから、テクノロジーを知るのも乗るのも遅い。

そのうえ、メカオンチ、理数にからきし弱いときた。



今でも覚えている。

大昔、パソコンが個人に普及してきて、私のまわりでも「ウィンドウズ」だ「マック」だという言葉が出てくるようになり、

なんだかわからないが、インターネットというものがとても便利でおもしろいらしい、という情報が入ってきた。

職場でそんな話が出たときに、私の言った一言でその場が静まり返った。

「私もそれをやってみたいなあ。ウィンドウズを買いに行くなら私にインターネットを買って来てよ」


この空気、体験があった。

それよりさらに十数年さかのぼるが、小学校4年ぐらいだったろうか。

社会科の時間に、私が発言した一言で、教室内が同じ空気に包まれた。

「アメリカが、B29を広島に落として・・・」



コンピューターを使って、世界と繋がることがインターネットであることも、

B29は爆弾の名前じゃないことも、私はぜーんぜんわかっとらんかったのだ。

こんな例をあげたら、とても書ききれないのでこの辺にしておく。


インターネットを買って来い、と言っていた私が、その後毎日パソコンで仕事をし、こうしてインターネットを使ってブログを書くなんて

すごいことじゃないか。



とにかく。



スマートフォンを買ったのだ。

(日本で「スマホ」というのがスマートフォンのことだというのも、数ヶ月前に知った)

これは電話じゃなくてコンピューターだ。

お城に住んでいながら、実際に使うのは6畳ぐらいのスペースだけとか、

そうなりそうな予感がしないでもない。←すでに弱気









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Picture Bride

2012-11-24 12:15:57 | 勝手な映画感想

新しい映画ではない。

1920年代から30年代、アメリカにおける日系人の厳しい立場や生活環境を「写真(だけで)花嫁(となる縁談)」形式で渡米した或る若い女性を中心軸に描いた作品。

監督は日系アメリカ人のカヨ・マタノ・ハッタで、本人の家族のルーツをベースに、実妹のマリ・マタノ・ハッタとの共同脚本で、

ハワイにおける日系アメリカ人の一世~二世世代について歴史描写している。



日本人がハワイに移民として移住し始めたのは、1885年である。

ブラジルのコーヒー農園と同じように、大きな希望を持って移住してきた日本人は、過酷な生活を強いられる。

主人公の女性は、両親をなくし、1枚の青年の写真を胸にハワイに渡るが、実際に目の前に現れたのは、写真とは別人のような男。

その写真は25年前のものだったのだ。



今、ハワイに住んでいる日系の人たちの祖先が(祖先といってもそれほど古くないのだが)

どんな思いをしてハワイで生き延び、どれだけ祖国に帰りたかったことか。



常夏のパラダイス、という顔のハワイの、その裏側をめくって炙り出したいわけではない。

いいとこ取りをするのを責める気持ちもない。

私だって、ハワイのそういう顔しか見ようとしないでハワイにやってきたし、

それだって確かにハワイであることに違いはない。



だけど、

忘れてはいけない、と思う。

この映画を観たあと、かなりお年を召した日系の人に出会うと、彼らの背後にいる祖先のことを思うようになった。








サンクスギビングデー

2012-11-23 10:08:46 | 日記
今年のサンクスギビングデーは22日。

日本人にはまったく馴染みのないこの祝日は、アメリカ人にとってはクリスマスと並んで、日本人のお正月に匹敵するほど大事な日だ。

多くの日本人がお正月を家族や親戚と過ごすように、普段は離れている家族に会いに行ったり、

今年のサンクスギビングを家族とどう過ごすか、それはとても大切なことなのである。

我が家の場合、夫の兄ファミリーや、叔父叔母がシアトルに住んでいるので、

クリスマスかサンクスギビングのどちらかをシアトルか、ハワイで過ごすことになっている。



昨年は、サンクスギビングに夫の両親がシアトルに行き、クリスマスに兄ファミリーがハワイに来た。

今年は夫の両親がクリスマスにシアトルに行くことになっており、

サンクスギビングは友人やらを招いて、パーティをした。





今年は12人。

普段のパーティは、ほとんどビュフェスタイルだけれど、サンクスギビングは一つのテーブルに座る。

オーブンではまるごとの七面鳥が焼けていて、

ぞくぞくと人が集まってくる。






七面鳥が焼けたら、中に詰めたスタッフを取り出してお皿に盛り、電動ナイフで肉を切り分ける。

一抱えもあるハム。

アスパラ。

膨大な量のマッシュポテト。

七面鳥から出た汁で作ったグレイビーソース(叔父が作るグレイビーは絶品)

コーンブレッド。

クランベリーソース(これは夫担当。少しスパイシーなソース)

4種類のベリーと葡萄のソース。



こうして美味しい食事ができることを感謝するお祈りをみんなで捧げたあと、

賑やかな食事が始まる。



別の部屋では、デザートコーナーができていて、たくさんの「かぼちゃ関係」のデザートが並ぶ。


パンプキン ピーカンパイ


ピーカンというのは、クルミに似たナッツ。



パンプキンとピーカンのミステリーパイ

叔母作のこれは、中にクリームチーズが入っていて、甘さ控えめで美味しかった。



パンプキンクランブル


これは私の日本語の生徒のママが作って、前日に持ってきてくれたもの。

持ってきてくれたときは、オーブンから出したばかりで熱々だった。

カボチャのプリンのようなものの上に、香ばしくて甘いクランブルが乗っている。



このあと、さらに2種類のパイが届いて、どれも少しずつ食べたいのだけれど、

さすがに全部は無理だった。



お昼頃から人が集まり始めて、食事は2時半ごろから。

そのあと7時過ぎまで、飲んだり食べたりおしゃべりしたり。

私にとっては、アメリカ人ほど思いいれのない日ではあるけれど、

私と夫だけだったら、きっと何もしないであろうこの日を(夫はアメリカの行事にあまり興味がないのだ)

こうして体験できるのはありがたいことだと思う。







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ペットシッター 猫2匹の編

2012-11-22 12:48:43 | ペットシッター
数日前から、新たなペットシッターに来ている。

今度のお宅は、ホノルルの山の上にある、築50年以上の家。

急な坂を延々と上ってゆくから、眺めはすばらしい。


ここんちには猫が2匹。

すっかり猫好きになった私としては嬉しい限りだ。


タバサ



シブル


2匹とも誇り高い女子。

互いの仲が悪いわけではないのだろうが、食事もトイレも寝る場所もしっかり分かれていて、

2匹で一緒にいることはない。

朝早くにベッドの上に乗ってくるのも、なぜか変わりばんこにやってくる。




天気がよければ、このテラスで朝食や夕食をとる。



テラスへ出る引き戸の柱に、こんな鈴がついており、猫達が外へ出たいときにはコレを「チリン」と鳴らす。

同じものが外にもあり、中に入りたい時には再び鳴らすのだ。

なかなか賢いやつめ。




クラシカルな寝室

築年数が古い家を、あちこち自分達の住み易いように直しながら住むのは楽しいだろうなあ。




中地下室の作業部屋。




庭には、ざくろ、パッションフルーツ、数種類の柑橘類やハーブ、とうがらしやトマト、パパイヤ、マンゴーなどがあって、

料理好きな夫婦が生活を楽しんでいる様子がよくわかる。


最後にまんまるのシブルさん。




半月余の猫ライフが楽しみである。








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