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(開設2015年1月1日)

ハセガワ1/48 中島キ43 一式戦闘機 隼I型・製作記 その19 デカール貼り開始

2015年12月20日 19時54分28秒 | ハセガワ1/48隼I型製作記
隼の製作記も今回で19回目になってしまいましたが、いつになれば完結するのでしょうか? このままではライトニングの24回を上回ってしまうかもしれませんね。

全体塗装が終わり、各部の塗装の修正も完了したので、デカール貼りを開始しました。以前紹介した”ライフライクデカール”ですが、今回が初使用となります。主翼の日の丸から貼り始めましたが、第一印象は、フィルムが若干厚いように感じました。透け対策で、下地に白を印刷している関係かもしれません。その分、印刷自体は綺麗で透け感もありません。もう一つ感じたのは、フィルムの硬さです。柔軟性にやや難点があるようで、凹みモールドに馴染ませようと綿棒で押し付けたら割れてしまいました。幸い、墨入れでリカバリー出来る場所なので大事には至っていません。デカール軟化剤との相性もあまり良くないようで、クレオスの軟化剤では効果があまり見られませんでした。強力タイプは使っていませんが、他の所で一度試して見ようかとも思っています。(溶け出すかもしれませんね?)

順調に作業は進んでいましたが、胴体の白帯のデカール貼りで躓いてしまいました。胴体のカーブとデカールのカーブがうまくマッチしないので、その調整を行なっている内にデカールが割れてしまいました。前述の通り、軟化剤が効かず、無理矢理調整したのがまずかったようです。仕方ないので塗装する事にしました。その作業中の写真がこちらです。
ここまではうまく塗装も進み、マスキングを剥がせば終了だと思っていたのですが、思わぬアクシデントに遭遇してしまいました。塗面保護の為に水性の半艶クリアを吹いたのが災いして、マスキングを剥がしたら白の塗料も一緒に一部剥がれてしまったのです。(剥がれた原因は水性のクリアのせいかどうかは断言できませんが…。) その為、再度マスキングをやり直し、剥がれた箇所を筆塗りで修正しましたが、やはりかなりのムラが発生して凸凹になってしまいました。その状態でエアブラシで白を重ねましたが、マスキングを剥がすとかなりの段差になっているものと思います。今度は塗料が充分乾燥してからマスキングを剥がそうと思っていますが、確認出来るのは明日以降になります。

垂直尾翼のデカールはまだ貼っていませんが、充分注意して貼ろうと思っています。ここで失敗してしまったら取り返しが付かなくなってしまいます。ん~、マスキング剥がしをもう少し我慢していればこんな事にはなっていなかったし、デカール貼りも完了していた筈なのに、ちょっと悔しいし残念です。

本日の到着キット(2015-56)「ドイツレベル1/48 ドルニエDo215B-5」

2015年12月20日 17時38分57秒 | 趣味
本日、午後に届いたキットを紹介させて頂きます。

「ドイツレベル1/48 ドルニエDo215B-5」です。このキット発売のニュースを耳にした時に、「ICMのキットがあるのに、ドイツレベルからも登場すんの?」って思いましたが、メーカーが違うし、ドイツレベルオリジナルのキットだと思って8月に予約しました。定価も違っていたので、別物のキットと思っていたのですが…。4ヶ月待たされて届いたのがこちらのキットです。
かなり大きい段ボール箱にまずは驚きましたが、開梱して更に驚いたのがキットの箱のでかさでした。(この時点で、まだドイツレベルのオリジナルキットだと思っていました。)箱を開けて、「あれ? これってもしかしてICMのキットとちゃう(違う)の?」、去年の10月にICMのキットを購入していたので、そのキットにも登場してもらいましたが、紛れもなくICMのキットでした。

これが箱の中身です。ICMのキットが登場してから1年以上経過しているせいで金型が少し傷んでいるのか、パーツ表面がICMのキットに比べて少し荒れている感じがします。簡易インジェクションキットですので、金型の傷みも早いのでしょうか?

せっかくICMのキットにもご登場願ったので、ここからはドイツレベル版との比較をしたいと思います。ICMのキットは去年の10月に4,700円(税込み)で購入しましたが、ドイツレベルのキットは3,400円(税込み)での購入です。

ドイツレベルの説明書です。紙質もしっかりいているし、組立て図もカラー印刷で見やすくなっています。(以前の説明書は非常に分かり辛い物でしたが、改善されたようです。)

ICM版です。紙質はあまり良くないし、印刷も多色刷りではあるものの、迷彩パターンなどは濃淡で表現しているので、やや見辛いですね。

ドイツレベルの塗装図です。マーキングはICMもドイツレベルも全く同じ物が2種類選択出来ますが、両社の説明書の迷彩パターンには多少の違いがあります。

デカールは上がドイツレベル、下がICMです。マーキングは同じ物ですが、パーツの配置が異なっています。デカールの品質もドイツレベルの方が優れているように思います。

最後に驚きの箱の大きさ比べです。
写真が光ってしまい、見難くなってしまいましたが、箱の大きさの違いはお分かり頂けると思います。中身が同じでも、メーカーが異なる事で、これだけ差異があるのは興味深いですね。でも、最初からICMのOEMと分かっていたら、買っていなかったでしょうね。