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(開設2015年1月1日)

RSモデル1/72 ハインケルHe112 製作記 #6・塗装編②

2023年12月10日 20時37分30秒 | RSモデル1/72 ハインケルHe112製作記
12月ももう半ばだと言うのに、この春のような暖かさはやはり地球環境が変化している表れでしょうか? 来週からは寒くなると言う事ですが、やはり冬は冬らしくあって欲しい気がします。(暖かいのは嬉しいですけどね😄)

さて、年内完成を目指して制作進行中のHe112の塗装編の続きです。

4キットのシャドウ吹きが終わり、いよいよ本体の塗装に入りました。4キットの内、ドイツ機とコンドル軍団機の下面は同じRLM65なので、まずこの2機の下面色から塗装開始しました。


Mr.カラー115番RLM65のビン生をまず吹いてから、白を加えた塗料で陰影を施しました。シャドウはあまりくどくならないようにしたつもりですが、いかがでしょうか? 上がドイツ機、下がコンドル軍団機です。番号を書いたマステがなければどっちがどっちか分かり難いですが、コンドル軍団機は翼端が白く塗装されているので、それで判別できますね。

次に、今回の4キットの中で唯一の迷彩塗装となるドイツ機の上面塗装を行ないました。一番面倒なものから先に片付けてしまおうとの魂胆です。

ここからマステの無駄遣い開始です。大きいキットなら紙と併用したりもするんですが、今回は全部マステを使用しました。写真はドイツ機ですが、コンドル軍団機も同様にマスキングしました。

Mr.カラー17番RLM71を吹いた後、迷彩のマスキングを行ないましたが、パターンはキットの塗装図の状態にしました。ここは少し迷った所で、エアロマスターデカールの迷彩パターンやLFモデル1/48キットの説明書など、それぞれが異なっており、どれが正しいのか分からなかったので、ここはキットの説明書を信じることにしました。このパターンが正しいかどうかは分かりません。

こちらが参考にしたLFモデル1/48キットの説明書に記載されている塗装図です。機体番号が「5」でRSモデルの「4」とは異なるので、「5」の場合はこうだったんでしょうか? コクピット下にある燃料オクタン価表示の三角マークも胴体左右に表示されていますが、右側にあるかどうかは不明。実機の画像を確認しても確認できません。デカールの塗装図の迷彩パターンもキットの迷彩パターンとは異なっています。

Mr.カラー18番RLM70(旧版:蓋が凸状のもの)を吹きました。Mr.カラー18番って17番ほどには使用しなくて、まだ古い製品を使っています。


RLM70を吹き、マスキングを剥がして塗装状態を確認した所、一部修正ヶ所(赤丸部分)が見付かったので、修正しました。主翼付け根の凸凹も少し均しました。 なんだかあまり見かけない迷彩パターンのように思うし、左翼のRLM70の面積が少ないように思うのですが…。デカール貼ったら雰囲気変わりますかね? 塗装の艶の状態はあとで調整するので、ここでは気にしていません。と言うことで、迷彩塗装が終わり、次にコンドル軍団機の上面塗装に進みます。

コンドル軍団機の主翼前縁は黒く塗装されているので、シャドウ吹き時に吹いておいた黒部分をマスキングして上面塗装を行ないましたが、マステを剥がしてみると若干太さが一定になっていない所があったので、修正します。また黒部分はデカールの塗装図に従い、主翼付け根までにしています。(前回紹介した参考図とは異なります。)

塗装途中の写真を撮り忘れて、いきなり塗装完了の写真となりましたが、コンドル軍団機のRLM63は、RLMグレー(RLM02)と呼ばれているウグイス色したものではなく、ライトグレーと呼ばれている方だと思うので、Mr.カラー35番を基本に自作した塗料で塗装しました。雰囲気的にはこれが正解だと思います。ドイツ機の垂直尾翼に白のラインを塗装しましたが、これはあとで必要ないことが判明しました。ちょっと無駄足を踏んじゃいました。😅

ルーマニア軍機(左)と日本陸軍機(右)は全面単色塗装ですので、楽に塗装出来ました。ルーマニア軍機のグレーは過去に自作したグレー(何に使ったのか忘れましたが、自作するのに使った瓶はMr.カラー11番ガルグレーとなっていて、蓋にはミディアムシーグレーとマジック書きされています。このガルグレーはまだ郡是産業時代の製品ですが、何に使ったのか、全く思い出せない…。😢 これも年のせい?)があったので、それを使用しました。実機の色は不明ですが、迷っていても進まないので、雰囲気で塗装しました。日本陸軍機の方は、Mr.カラー旧56番(こちらも蓋が凸状のもの)の明灰白色(2)がまだ残っているので、それを使用しました。こう言う時でないと使用機会がありませんからね! ルーマニア軍機のキャノピー前部のセンターが少しずれているのは、見なかったことに…😓

これで4キットの塗装完了となり、次はデカール貼りに進みます。と言う事で、塗装編はこれにて一旦終了です。

ここまでご覧頂きありがとうございました。

デカール貼りの#7に続く。



6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (0-sen(零銭))
2023-12-12 23:23:00
あきみず殿、コメントありがとうございます。
ようやく4キットの塗装が完了しました。ドイツ機以外はどれもグレーっぽい塗装ばかりになっちゃいましたが、これも年内完成を達成したいがためです。
色に関してはそれぞれのイメージのようなものがどうしても付きまとう気がして、今回のコンドル軍団機仕様のグレーなんかも、Mr.カラー60番は私のイメージに合わず、自作の塗料を使用しています。ルーマニア軍機のグレーはこんなもんかなって感じで塗装しました😅
デカール貼りが終われば、墨入れして、小物を取り付ければ完成ですので、何とか年内完成が見えて来そうです。気になるのは、キャノピーのマスキングを剥がしてどうなっているかでしょうね。
貴殿のHe177も楽しみです。
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Unknown (あきみず)
2023-12-12 20:24:02
塗装に入ると色の指定があっても
自分のエメージ合わないのが出る時は
そちらを優先します 機体が完成した時から
酷使されてきた時まで変化があるはず?
なので一概には決められないと言う
事にしています。年内一気に4機完成
を祈っています。
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Unknown (0-sen(零銭))
2023-12-12 18:39:55
黒猫2号殿、コメントありがとうございます。
>4機同時製作ご苦労様です。
スプリンター迷彩バッチリ決まっています。⇒どうも恐縮です。貴殿にこう言って頂けて嬉しいです。パターンに関しては不明な点が多く、一応説明書の塗装図を参考にしましたが、正しいかどうかの判断は分かりません。でも、ドイツ機にはこのスプリンター迷彩が良く似合いますよね。(個人的感想ですが…。)
>下面のRLM65も、色合いと云い陰影(グラデ?)といい、とってもイイ感じだと思います。
実は昔からこの色ワタシ好きなんでして(^^;
これだけは英国機のスカイ(ダークエッググリーン)より、断然こっちです!⇒RLM65がお好きだとは初耳ですが、下面色としては良い色だと思いますね。英国機を殆ど作らない(来年製作予定ありですが、実現するかは断言できません😅)私なもんで、スカイ(ダークエッググリーン)はあまり馴染みがないんですが、各国の特徴でもあるように思います。米陸軍機のニュートラルグレーよりは良いかも? なんちゃって!
>グレー塗装を色々お調べになっての結論に、なるほどと思いました。⇒昔からコンドル軍団機の塗装指定は殆どがRLM63となっていますが、市販されている塗料の多くがMr.カラー60番と同じようなウグイス色のような色調で、これにはずっと違和感を持っていました。以前、拙ブログでハセガワ1/72Me109Eをコンドル軍団機仕様で製作した記事をアップしていますが、その時はこの60番で塗装しました。でも、やはり違うなと感じていて、今回、資料を参考に自作した塗料で塗装しました。やはりこのライトグレーのRLM63が正解のように思います。
ルーマニア軍機の方は資料が見付からず、適当なグレーで塗装しました。
>ワタシの場合、調べて最後は好み!?です(笑)。⇒この「好み」って重要なポイントだと思います。今回のコンドル軍団機仕様のグレーもMr.カラー60番が好みじゃなかったからこその賜物?だと思います。😄
年内完成目指して、デカール貼りを開始しました。
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Unknown (黒猫2号)
2023-12-12 07:52:21
おはようございます、0-sen様

4機同時製作ご苦労様です。
スプリンター迷彩バッチリ決まっています。
下面のRLM65も、色合いと云い陰影(グラデ?)といい、とってもイイ感じだと思います。
実は昔からこの色ワタシ好きなんでして(^^;
これだけは英国機のスカイ(ダークエッググリーン)より、断然こっちです!

グレー塗装を色々お調べになっての結論に、なるほどと思いました。
時代が遡るほど資料も少なくなりますし、ましてや敗戦国ともなれば尚更ですよね。
ワタシの場合、調べて最後は好み!?です(笑)。
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Unknown (0-sen(零銭))
2023-12-11 18:29:54
ヒロシ殿、コメントありがとうございます。
>4機の塗装お疲れ様でした。
それぞれ違いがあり、これにマーキングが入るとまた雰囲気が変わるんでしょうね。⇒道の駅の記事を先にアップしたくて、製作記の方がちょっと遅くなりましたが、やっと4キットの塗装が終わりました。4キットの中で迷彩塗装はドイツ軍だけですが、やはりこの迷彩塗装がHe112には一番良く似合っているように思います。時間があれば、もう一つくらい迷彩塗装を選択していたかもしれないですが、年内完成を目指していると言う事もあり、残りの3機は迷彩なしにしました。塗装が変わると、同じ機体でも雰囲気がまるで異なって見えるのは、4機纏めての製作ならではと言ったところだと思います。
日本機の塗装指定はRLM63となっていますが、Mr.カラーの旧56番を使用しました。ルーマニア軍機は昔自作したグレーがあったので、それを使用しました。
デカール貼りも始めましたが、エアロマスターデカールは重ね貼りが多くて、ちょっと面倒ですが、キットのデカール共々、ちゃんと使用出来る状態なのが確認出来て一安心です。
年内完成、達成したいですね。
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Unknown (ヒロシ)
2023-12-11 16:34:16
4機の塗装お疲れ様でした。
それぞれ違いがあり、これにマーキングが入るとまた雰囲気が変わるんでしょうね。

迷彩のパターンとか、色が不明なのは想像でやるしかないですね。
まぁ、そういうのをいろいろ想像して作るのも楽しいものです。
年内完成が見えてきましたね。
頑張ってください!
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