秋も深まり、少しずつ気温も下がって来たように思いますが、季節の変わり目、風邪など引かないようお気を付け頂きたいと思います。
さて、自分が描いていた完成目標より少々遅くなりましたが、XF5U-1が完成しましたので、その報告です。遅れた理由は諸々ありますが、やはり両親の介護の事で時間的な制約が生じた事が一番ですね。明日も介護施設の移動の事で、打ち合わせに行く事になっています。それ以外には、自分のミスでテンションボトムになってしまったことでしょうか…😅
まずは完成までをご覧下さい。
脚庫カバーを取り付けました。開閉用のアームが再現されているのですが、これが取り付け時に邪魔になり、要らぬ所に接着剤(瞬着)が付着してしまったりして、ちょっと粗相してしまいました。強度的には問題なく接着する事が出来ました。尾輪の歪みも修正しています。この後、タミヤの墨入れ塗料のグレーで墨入れを行ないましたが、結局、墨入れと言うよりウオッシングに近いような状態になってしまいました。
透明パーツの取り付けを行ないましたが、不明なパーツが一つ残ってしまいました。これは何なの?って感じで、説明書を目を皿にして探しても見付かりません。なので、不要パーツと言う事にしました。説明書のパーツ図にある番号と実際のパーツ番号が全く合っていないと言うのにも呆れてしまいました。
機首の透明パーツ内にあるセンサー?(アンテナ?)は、0.8mmのステンレスパイプに置き換えました。これって何なんですかね? キャノピーの綿埃は除去していますので、ご安心下さい😉 接着剤はタミヤの多用途接着剤クリヤーを使用しました。
かなり手間取った着艦フックを取り付け、破損していたマスバランスも復旧しました。着艦フックはちょっと長いようで、地面に閊えてしまい歪みが生じますが、尾輪の支柱を長くする以外修正出来ません。と言う事で、機体が浮き上がるような事もないので、そのままです。
最後にプロペラを取り付けて完成です。プロペラ部分は接着しないで、万一に備えて差し込んでいるだけです。脱落する心配もないようなので、このまま保管します。ピッチのミスがやはり残念ですね。
下面はこんな感じで、排気汚れはタミヤの墨入れ塗料の黒で黒く染めた部分に、黒のパステル粉末をドライブラシしました。この機体に爆弾が搭載されたかどうかは不明ですが、パーツ化されていたので、取り付けました。
昨日(11月6日)の時点でほぼ完成していましたが、写真を撮る時間がなくて、今日、完成写真を撮りました。上の写真は、昨日、完成直後にスマホで写したものです。と言う事で、以下、完成写真の羅列となります。アラの暴露を承知で、一回りサイズを大きくしています。
スマホと一眼レフの画像が混在していますが、一眼レフの分は、露出補正しています。若干ピントの甘い部分もありますが、いつもの事と思いご了承ください。以前よりは多少見やすい画像になっていると思いますが、どうでしょうか? あとは被写界深度の勉強ですね。
ウオッシング跡が強調されてしまい、かなり白っぽくなっていますが、実際はそれほど白っぽさはありません。
最後は、XF5U-1の前身であるV-173(スペホ1/48)とのツーショットです。これをいつかやりたくてこのキットを作る事にしたようなものですが、やっと実現して嬉しく思います。ペラのミスさえなければ、嬉しさも更にアップしていたでしょうが…。完成写真は後日フォトチャンネルに纏めようと思っていますので、出来上がったら機会を見てお知らせします。
製作中に感じたのは、一見組み易そうに見えたものの、不条理なアンダーゲートに悩まされたのと、とにかく説明書にミスが多いのにはまいりました。先にも少し書きましたが、パーツ番号が無茶苦茶なうえ、細部の塗装指示がないのも不親切です。ですので、着艦フックの収納部分などは全て推測で塗装しています。パーツ素材が柔らかくて破損して修正した個所もあります。デカールはやや硬くて軟化剤が効きにくいものでした。反省点としては、過去の製作経験が活かされなかったのが非常に残念で、大きな反省点となってしまいました。ハセガワの1/72を作った経験があるのに、それを活かすことなくペラのピッチ間違いを犯したのは、自分の過信以外のなにものでもないように思います。いくら説明書が不親切とは言え、この時、ハセガワの説明書でも見ていたらミスっていなかったはずで、それが悔しくもあり残念でなりません。黒猫2号殿を真似させて頂くならば、”とり完”ならぬ”とに完(とにかく完成)”を目指したキットと言うところでしょうか? 自分の満足度としては甘目の65%としておきます。キティホークモデルは今年消滅してしまいましたが、キットはまだ積んでいるので、いつか作る機会があるかもしれませんね。
最後までご覧頂き有難うございました。
それでは、恒例の最後の纏めです。
キティホークモデル1/48 ヴォートXF5U-1 フライング フラップジャック試作戦闘機
製作開始:2021年(令和3年)8月31日
完 成:2021年(令和3年)11月7日
キット購入日:2015年(平成27年)12月25日
購入価格:5,700円(消費税&送料込み)
参考資料:各PCサイト様
完成キット撮影カメラ:ペンタックスK-S2、moto g8
さて、自分が描いていた完成目標より少々遅くなりましたが、XF5U-1が完成しましたので、その報告です。遅れた理由は諸々ありますが、やはり両親の介護の事で時間的な制約が生じた事が一番ですね。明日も介護施設の移動の事で、打ち合わせに行く事になっています。それ以外には、自分のミスでテンションボトムになってしまったことでしょうか…😅
まずは完成までをご覧下さい。
脚庫カバーを取り付けました。開閉用のアームが再現されているのですが、これが取り付け時に邪魔になり、要らぬ所に接着剤(瞬着)が付着してしまったりして、ちょっと粗相してしまいました。強度的には問題なく接着する事が出来ました。尾輪の歪みも修正しています。この後、タミヤの墨入れ塗料のグレーで墨入れを行ないましたが、結局、墨入れと言うよりウオッシングに近いような状態になってしまいました。
透明パーツの取り付けを行ないましたが、不明なパーツが一つ残ってしまいました。これは何なの?って感じで、説明書を目を皿にして探しても見付かりません。なので、不要パーツと言う事にしました。説明書のパーツ図にある番号と実際のパーツ番号が全く合っていないと言うのにも呆れてしまいました。
機首の透明パーツ内にあるセンサー?(アンテナ?)は、0.8mmのステンレスパイプに置き換えました。これって何なんですかね? キャノピーの綿埃は除去していますので、ご安心下さい😉 接着剤はタミヤの多用途接着剤クリヤーを使用しました。
かなり手間取った着艦フックを取り付け、破損していたマスバランスも復旧しました。着艦フックはちょっと長いようで、地面に閊えてしまい歪みが生じますが、尾輪の支柱を長くする以外修正出来ません。と言う事で、機体が浮き上がるような事もないので、そのままです。
最後にプロペラを取り付けて完成です。プロペラ部分は接着しないで、万一に備えて差し込んでいるだけです。脱落する心配もないようなので、このまま保管します。ピッチのミスがやはり残念ですね。
下面はこんな感じで、排気汚れはタミヤの墨入れ塗料の黒で黒く染めた部分に、黒のパステル粉末をドライブラシしました。この機体に爆弾が搭載されたかどうかは不明ですが、パーツ化されていたので、取り付けました。
ウオッシング跡が強調されてしまい、かなり白っぽくなっていますが、実際はそれほど白っぽさはありません。
最後は、XF5U-1の前身であるV-173(スペホ1/48)とのツーショットです。これをいつかやりたくてこのキットを作る事にしたようなものですが、やっと実現して嬉しく思います。ペラのミスさえなければ、嬉しさも更にアップしていたでしょうが…。完成写真は後日フォトチャンネルに纏めようと思っていますので、出来上がったら機会を見てお知らせします。
製作中に感じたのは、一見組み易そうに見えたものの、不条理なアンダーゲートに悩まされたのと、とにかく説明書にミスが多いのにはまいりました。先にも少し書きましたが、パーツ番号が無茶苦茶なうえ、細部の塗装指示がないのも不親切です。ですので、着艦フックの収納部分などは全て推測で塗装しています。パーツ素材が柔らかくて破損して修正した個所もあります。デカールはやや硬くて軟化剤が効きにくいものでした。反省点としては、過去の製作経験が活かされなかったのが非常に残念で、大きな反省点となってしまいました。ハセガワの1/72を作った経験があるのに、それを活かすことなくペラのピッチ間違いを犯したのは、自分の過信以外のなにものでもないように思います。いくら説明書が不親切とは言え、この時、ハセガワの説明書でも見ていたらミスっていなかったはずで、それが悔しくもあり残念でなりません。黒猫2号殿を真似させて頂くならば、”とり完”ならぬ”とに完(とにかく完成)”を目指したキットと言うところでしょうか? 自分の満足度としては甘目の65%としておきます。キティホークモデルは今年消滅してしまいましたが、キットはまだ積んでいるので、いつか作る機会があるかもしれませんね。
最後までご覧頂き有難うございました。
それでは、恒例の最後の纏めです。
キティホークモデル1/48 ヴォートXF5U-1 フライング フラップジャック試作戦闘機
製作開始:2021年(令和3年)8月31日
完 成:2021年(令和3年)11月7日
キット購入日:2015年(平成27年)12月25日
購入価格:5,700円(消費税&送料込み)
参考資料:各PCサイト様
完成キット撮影カメラ:ペンタックスK-S2、moto g8
キティホークモデル1/48 ヴォートXF5U-1 フライング フラップジャック試作戦闘機 製作記:完
機体のウェザリングがいい感じですね。
プロペラのリアルな木目と相まって、試作機なのに実戦配備されたかのような存在感です。
こうして拝見すると結構カッコイイ機体ですね、今すぐ飛び立ちそうな風格があります。
あっ、そうそう着艦フックの機構がよくわかってめちゃ興味深いです。
スライドするように出てくるようになってたんですね。
展開状態で組んでいただき、ありがとうございました(笑)。
パンケーキ、よくこんな飛行機の開発が許可されたものですね。
素晴らしい。
原潜シービュー号のフライングサブを思い出しました。
プロペラの木目はタネアカシされるとなるほどですが、ビックリするくらい自然ですね。
トラブルも有ったようですが、ご苦労様でした。
≻単調な一色の塗装を流石にうまく処理していますね。⇒最初、黒で墨入れしたんですが全く効果がなく、灰色にしてみました。結果こうなりました。写真ではかなり白っぽく写っていますが、実際はそれほど白っぽくありません。
≻ペラのピッチの件というのは、左右逆回転のことですね。小生もJu288の際に、他キットからペラを流用したために、分かっていながら左右同回転にしてしまい、後悔したおぼえがあります。ハセガワの72のキットが手元にあるのですが、左右のペラは別パーツになっていますね。⇒仰る通りで、回転トルクを相殺するため左右逆回転になっているプロペラが存在します。この機体もそうなんですが、気付くのが遅く、同じ状態で組んでしまいました。ハセガワのキットはちゃんと左右逆回転に組んだのに、それに気付かなった自分のミスです。(説明書が不親切と言うのは言い訳でしょうか?)
ウェザリングはちょっとやり過ぎたかなと感じていますが、お褒め頂き嬉しいです。単に灰色の墨入れ塗料でウォッシングしただけなんですけどね😅
プロペラの木目塗装はうまく行ったと自分も思っていますが、それが自惚れになってしまいミスが発生してしまったのかもしれませんね。天狗の鼻になってはいけないと言う事でしょうか?
着艦フックが展開状態で組めるようになっていたので、展開状態で組んでみましたが、結構苦労させられました。最終的にはつじつま合わせになってしまいましたが、機構がお分かり頂けて苦労が報われた気がします。
で、写真を見直して気付いたんですが、V-173のマスバランスが一つ取れちゃってますね。(左外側) 保管場所に落ちていないか確かめたんですが、見当たらないので、移動中にどこかに落ちたようです。明日、自作して取り付けようと思っています。XF5U-1と違ってストレートなんで、延ばしランナーで行けそうです。それと、国籍マークの★の向きが逆になっているので、これも確認しましたが、これで正解のようでホッとしました。なぜ逆なのかは分かりませんが…。
コメント有難うございました。
≻XF5U-1完成、おめでとうございます。
パンケーキ、よくこんな飛行機の開発が許可されたものですね。
素晴らしい。⇒素晴らしいと言って頂き、嬉しいです。プロペラのミスはミスとして、反省する部分の多い完成品になってしまいましたが、完成出来た事でめでたしめでたしと言う所ですね。丁度、ジェット機が主流になりつつある頃に試作されたVTOL実験機ですが、2機だけ完成して、あとはスクラップと化してしまった不運な飛行機とも言えそうですね。形状が特異なので目を引きますが、性能的にはまずまずの性能だったようです。
≻原潜シービュー号のフライングサブを思い出しました。
プロペラの木目はタネアカシされるとなるほどですが、ビックリするくらい自然ですね。
トラブルも有ったようですが、ご苦労様でした。⇒フライングサブ、懐かしいですね。白黒TVでシービュー号は良く見ていました。プロペラの木目は、エッチングパーツのお陰ですが、効果はあったように思います。ただ、合板木目としては使えないのが残念です。
トラブルと言うより、自分のうっかりミスが大いなる反省点ですね。何事も確認が大切だと言うのを改めて感じました。仕事なら大変なことになっていたかもしれないですね。仕事してなくてよかった!😅
次は、タミヤの古いAFVキットを作りますので、これからもよろしくお願いします。有難うございました。
皆さん仰ってますが、機体の塗装が素晴らしいです!
試作機なので綺麗な塗装に仕上げる手もありかと思いますが、単調になりそうなミッドナイトブルー一色の機体を見事にメリハリを付けて仕上げられていて、絶妙な艶感も含めて、凄く参考になります。
プロペラの木目塗装も何度観ても素晴らしいです。
着艦フックも面白い構造ですね。
難物キット、見事な完成度で感服いたしました。
やっぱり不思議な飛行機ですよね・・
とても飛ぶとは思えない(笑)
SF映画の潜航艇みたいです。
軍も本気で開発する気も無かったんじゃないでしょうか?
次回作も楽しみにしています。
不思議な形の飛行機です ノースロップの
無尾翼機と同じ感じです。
上側にある着艦フックなぜ収納部が
上にあるのかわかりませんでしたが、
これで納得しました。 2機並べると
新旧の違いはそんなに変わりませんが
開発を進めていく姿勢が素晴らしいです。難キット達成感が一杯溢れています。
≻パンケーキ完成おめでとうございます。👏🎉
皆さん仰ってますが、機体の塗装が素晴らしいです!⇒どうも有難うございます。ウェザリングしようか迷いましたが、吹き付け粒子感が若干目立ったので、それを隠そうと言う意味もあり、タミヤの墨入れ塗料のグレーでウオッシングして、エナメルシンナーでかなり拭き取りました。白っぽくなり過ぎた所は、ティッシュや指で擦って目立たなくしましたが、写真に撮ると光の関係で白っぽさが強調されてしまいますね。
≻試作機なので綺麗な塗装に仕上げる手もありかと思いますが、単調になりそうなミッドナイトブルー一色の機体を見事にメリハリを付けて仕上げられていて、絶妙な艶感も含めて、凄く参考になります。⇒前作のV-173は一切墨入れなど、ウェザリングを施さずに仕上げましたが、今作ではウオッシングしてみました。エナメルシンナーで塗装面が侵された事で粒子感も軽減されたようです。
≻プロペラの木目塗装も何度観ても素晴らしいです。
着艦フックも面白い構造ですね。⇒プロペラの塗装はうまく行ったと、自分でも感じていますが、ピッチのミスは如何ともしがたいですね。ここは大きな反省点となりました。フックはこういう機構にせざるを得ないんだと思いますね。胴体=主翼でなので、下面に設置するのは困難と言う事で、苦肉の策だったように思います。でも、実験機に着艦フックって必要だったんですかね?