完成予定より1ヶ月遅れで厄介物のOBJECT279が完成し、やれやれ感があったので、次に製作しようと思っていたドイツ機1/48の飛行機キットを、楽に製作出来るであろうキットに変更しました。1/48と言う事で、当初は少し作り応えのあるキットを予定していたのですが、それはまたいつかの機会に製作したいと思っています。 で、作った事のないメーカーのキットと言う条件の下、何にしようか模型小屋の積みプラを探していたら、スケール違いで同じキットがあるのを見付け、だったら2キット同時製作だ!と言う事で選択したのが、「ブレンガン1/48&1/72メッサーシュミットMe P-1103」です。ドイツの計画機で、実体の存在しない飛行機です。
こちらが今回製作する「ブレンガン1/48&1/72メッサーシュミットMe P-1103」のパッケージで、左が1/48・右が1/72です。マーキングはどちらも同じものが3種類となっていますが、当然、架空マーキングです。(写真が小さくてすみません。)
メッサーシュミットMe P-1103について、少々蘊蓄を書いておきます。
第2次大戦の末期、連合軍の爆撃に対抗すべく、「ユンカース EF126/127」「バッヘム Ba349 ナッター」などの「緊急戦闘機計画」の一環として設計された短距離迎撃機が「メッサーシュミット P-1103」です。機体胴体内に「シュミットディング 109-513 ロケットエンジン」を搭載していましたが、機体のほとんどを木で構成する予定でした。離陸は「Bf109G」もしくは「Me262」によって牽引されて滑空、空中でエンジン点火、着陸はパラシュートを展開して行います。全長はわずか4.7mしかなく、最初の設計ではパイロットは機内に伏せるようにして操縦を行うよう設計されていましたが、後に着座姿勢で操縦を行えるように改めています。武装は「Hs162」などにも搭載された「30mm Mk108機関砲」を機首に1門、このほかにロケット弾用の「WGr.21」等を装備するように設計されていたようです。競合して開発を進めていた「Ba349 ナッター」の採用に伴い、計画は中止となりました。計画では810 km/hの速度となっていたようです。Ⅰ案とⅡ案があり、I案は低翼でⅡ案は高翼となっており、キットはⅡ案タイプとなっています。(一部、Wikipediaより引用)
1/48のパーツです。簡イキットで、パーツ数はキャノピーを含めで全部で22個です。デカールは自社製のようですが、分割ハーケンクロイツが印刷されています。(使わないですが…。)キャノピーの透明度は良好です。若干バリが散見出来るし、パーツ表面がキツメの梨地になっていますが、製作する上では問題ないでしょう。
こちらが1/72です。送料調整の為に、エッチングパーツを同時注文しました。(1/48の方のエッチングパーツは売切れで購入出来ず。)パーツの配置が1/48と若干異なっていますが、構成は同じで、全22個のパーツで、デカールも同様です。
1/48の方の説明書です。1枚ものですが、充分な内容です。塗装指示があるのが有難いですね。コクピット内部はRLM02指示となっています。下に一応1/72の説明書も載せて置きますが、全く同じ内容です。
1/72の説明書です。表面は異なりますが、裏面は1/48をそのままコピーしたんじゃ?と思う程、全く同じ内容です。
仮組み画像を撮り忘れてしまいましたが、合いは簡イキットとしては及第点です。まずはコクピットの組み立てから開始ですが、組んでから塗装と言う訳に行かないので、パーツごとに塗装する事にして、パーツを切り出した状態です。1/48のキットにはシートベルトがないのでどっかから調達する必要があります。計器盤などは既に塗装済みです。
あきみず殿から頂いた台座に使用出来る木材がまだ残っているので、アポロ27号のように飛行スタイルで作ろうかとの考えもあるのですが、フィギュアを探さなくてはならないし、塗装も面倒だなと言うのが先に立ち、その考えは却下される可能性が高いです。😅 キットにはドーリーも用意されているので、地上スタイルになりそうです。今月中の完成を目指して、製作を進めようと思っています。
こちらが今回製作する「ブレンガン1/48&1/72メッサーシュミットMe P-1103」のパッケージで、左が1/48・右が1/72です。マーキングはどちらも同じものが3種類となっていますが、当然、架空マーキングです。(写真が小さくてすみません。)
メッサーシュミットMe P-1103について、少々蘊蓄を書いておきます。
第2次大戦の末期、連合軍の爆撃に対抗すべく、「ユンカース EF126/127」「バッヘム Ba349 ナッター」などの「緊急戦闘機計画」の一環として設計された短距離迎撃機が「メッサーシュミット P-1103」です。機体胴体内に「シュミットディング 109-513 ロケットエンジン」を搭載していましたが、機体のほとんどを木で構成する予定でした。離陸は「Bf109G」もしくは「Me262」によって牽引されて滑空、空中でエンジン点火、着陸はパラシュートを展開して行います。全長はわずか4.7mしかなく、最初の設計ではパイロットは機内に伏せるようにして操縦を行うよう設計されていましたが、後に着座姿勢で操縦を行えるように改めています。武装は「Hs162」などにも搭載された「30mm Mk108機関砲」を機首に1門、このほかにロケット弾用の「WGr.21」等を装備するように設計されていたようです。競合して開発を進めていた「Ba349 ナッター」の採用に伴い、計画は中止となりました。計画では810 km/hの速度となっていたようです。Ⅰ案とⅡ案があり、I案は低翼でⅡ案は高翼となっており、キットはⅡ案タイプとなっています。(一部、Wikipediaより引用)
1/48のパーツです。簡イキットで、パーツ数はキャノピーを含めで全部で22個です。デカールは自社製のようですが、分割ハーケンクロイツが印刷されています。(使わないですが…。)キャノピーの透明度は良好です。若干バリが散見出来るし、パーツ表面がキツメの梨地になっていますが、製作する上では問題ないでしょう。
こちらが1/72です。送料調整の為に、エッチングパーツを同時注文しました。(1/48の方のエッチングパーツは売切れで購入出来ず。)パーツの配置が1/48と若干異なっていますが、構成は同じで、全22個のパーツで、デカールも同様です。
仮組み画像を撮り忘れてしまいましたが、合いは簡イキットとしては及第点です。まずはコクピットの組み立てから開始ですが、組んでから塗装と言う訳に行かないので、パーツごとに塗装する事にして、パーツを切り出した状態です。1/48のキットにはシートベルトがないのでどっかから調達する必要があります。計器盤などは既に塗装済みです。
あきみず殿から頂いた台座に使用出来る木材がまだ残っているので、アポロ27号のように飛行スタイルで作ろうかとの考えもあるのですが、フィギュアを探さなくてはならないし、塗装も面倒だなと言うのが先に立ち、その考えは却下される可能性が高いです。😅 キットにはドーリーも用意されているので、地上スタイルになりそうです。今月中の完成を目指して、製作を進めようと思っています。
Iの字目指して、その2に続く。
ドイツの計画機って、P.1からP.1112まで存在します。(全てが続き番号と言う訳ではなくて、欠番もあります。各飛行機メーカーでの連番となっているようです。)それらを全てキット化するなんて不可能ですが、これからも私も知らない飛行機のキットが登場するかもしれませんね。Me163の後継機になり得たかどうかは誰にも知る由がないですね。ペーパープランで終わっていて、実機が存在しませんからね。ナッターでさえ、実用化と言うには問題多すぎですよね。
だからドイツ機が好きなんですよね😊
とても飛びそうにもない形状の飛行機でも、形にしてしまうと言うのがドイツ人なんでしょうね。ドイツ以外でもヘンテコ飛行機は存在しますが、数量的にはドイツが圧倒しており、バラエティも豊富です。まだまだキット化されていない試作機や計画機が多く残っています。今月の拙ブログヘッダーの画像のキットも予約しています。
OBJECT279で少々しんどい思いをしたので、今回は比較的楽そうなキットを選択しました。スケール違いの2キット同時製作は初めてですが、モノが小さいので、大丈夫だと思います。
2019年8月に購入したキットで、過去ログでも紹介していますので、塗装図などはそちらの方が見易いかと思います。
https://blog.goo.ne.jp/0-sen/e/549117f2bbe96a0f04ead953ac08d160
関係なさそうな機体です バッフェム
ナッターに比べるとまだ実用的な気が
しますが?Me163の後継機なるのでしょう
製作楽しみにしています。
ちゃんと着陸帰還するように考えられていたのは、どこかの国とは大違いです。
名前と形状だけは知っていましたが、どういう目的で計画されたのか知らなかったので勉強になります。
同一メーカー同一機種のスケール違いで、しかもパーツ数も少なく制作効率は良さそうですね。