Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

桑名宗社(2021年2月11日参拝)

2021年03月27日 | 神社
小牧市のおっぱい観音を堪能し、
三重県桑名市に鎮座する桑名宗社へ向かう。

桑名宗社は桑名神社と中臣神社という二つの神社が、
同じ境内、一つの拝殿、二つの本殿で祀られている、
とても珍しい形態の神社の総称です。

車は境内に無料で停めれました。
10台ぐらいは停めれますね。


所在地:三重県桑名市本町46番地
御祭神:(桑名神社)天津彦根命、天久々斯比乃命
    (中臣神社)天日別命、春日四柱神(建御雷神、斎主神、天児屋根命、比売神)
創建:景行天皇40年(110)
社格:式内社、県社


【由緒】
桑名宗社は桑名神社と中臣神社の両社を合わせた社号です。
桑名神社は当地方を開発したとされる天津彦根命(天照大御神の第三御子)と、
天久々斯比乃命(天津彦根命の御子)が祀られ、
延長5年(927)に編纂された延喜式神名帳に式内社として記載された古社です。

創建は景行天皇40年(110)とされ当初は三崎(自凝島、泡州島、烏州島)に鎮座し、
三崎大明神と称し古くから当地の地主神、産土神、郡府の宗社として信仰されました。

中臣神社の創建は神護景雲3年(769)鹿島神宮の御霊である武甕槌神が、
当地を訪れた霊地に勧請されたとされ桑名神社と同様に、
式内社として延喜式神名帳に記載されています。

当初はここから少し離れた山上に鎮座していましたが、
正応2年(12899)に桑名神社境内に遷座し、永仁4年(1296)に、
春日大社から分霊(春日四柱神)を勧請合祀後、
春日明神や春日さん等と呼ばれています。

室町幕府や歴代領主や為政者から崇敬庇護され、
永禄12年(1569)には織田信長から社領が寄進されています。

天正年間には長島城に配された信長の家臣である滝川一益が社殿を造営し、
慶長6年(1601)には徳川家康が社領100石を寄進しています。
昭和初期まで文化年間に造営された拝殿と天保年間に造営された楼門が残されていましたが、
昭和20年(1945)の大空襲により社殿の多くが焼失しています。

古くから神仏習合別当寺院としてし桑名仏眼院が祭祀を司ってきましたが、
明治時代初頭に発令された神仏分離令により仏教色は一掃され、
明治14年(1881)に県社に列し明治39年(1906)に神饌幣帛供進社に指定されています。


【銅鳥居】




めっちゃ渋い鳥居です。


【参道】



【楼門】




どことなく東大阪市の石切神社の楼門に似てる気がする。


【随神像】





【楼門】





【手水舎】



【狛犬】





【鳥居】





【拝殿】


拝殿は一つですけど、賽銭箱は二つあります。


【本殿】


二つの本殿が見れました。


【春日稲荷社】









【桑名東照宮】



【御神石】



【皇大神宮御分霊社】



【母山神社】





【神門】



【御朱印】


令和三年限定御朱印。
600円也。




淡い模様があしらわれた和紙の書置きの御朱印。
300円也。

宮司さんが御祈祷中でしたので、
今回は書置きをいただきました。

他にも村正や正重の刀剣御朱印や兼務社の御朱印がありました。
コロナなので郵送対応されていますよ。