大阪は北区扇町にある関西テレビのスタジオで扇町寄席の公開録画を観てきました。
扇町寄席は関テレ8chで、月2回、もしくは3回、日曜日の早朝に放送されています。
桂南光さんと月亭八光(はちみつ)さんの司会で、落語よもやま話と、落語一席が紹介されます。
南光さん、八光さんのよもやま話と落語は別録りで、この日(5/12)は若い落語家さんの開口一番と5人の落語家さんの噺を聴いてきました。
演目は次のとおりです。
桂雀太さん(開口一番)道具屋
大きい(体格がね)落語家さんです。
笑福亭生喬さん蔵丁稚
笑福亭鶴二さん竹の水仙
桂千朝さん肝つぶし
桂雀松さん替り目
雀松さんは気象予報士としてもおなじみです。
桂染丸さん豊竹屋
染丸さんの話しぶりはよどみなく、格調高く、大学の教授のようにもみえました。
昨日5月17日には笑福亭生喬さんの蔵丁稚がすでに放送されたんですよ。
蔵丁稚は「仮名手本忠臣蔵」四段目の「判官切腹の場」を取り込んだ芝居噺。落語聴くのもいろいろ知ってなきゃいけないようです。
噺のまくらは歌舞伎役者にかかる、大向こうからの掛け声のこと。大阪には珍しくきれいな地名「美章園」に住む生喬さんに「美少年」と声がかかるとか・・・。
公開録画といっても、観客が映るのはせいぜいこの程度。笑い声も実にささやかに、でも、ツボでしっかり入ってます。