自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

ハート・ロッカー

2010-04-09 | 映画・テレビ

ハート・ロッカーを観てきました。

戦争物というか戦場物は好きではありません。
画面にも、せりふにも、温かい色合いが出てこないことが多いからです。
でも、この映画は、あのアバターを征して、アカデミー作品賞、監督賞などを受賞したので、観ておきたいな、と。

2004年のイラクが舞台で、主人公は爆発物処理のプロフェッショナルです。

目の前で爆弾が爆発して上がる土煙はすさまじいものがあります。



死んだ子どもの肉体に爆弾が埋め込まれたり、爆弾を身体に巻かれた人間が必死に助けを求めてきても、救えないシーンが出てきます。

米兵のそんな行動を日常着のままで、冷めた目で見つめるイラク人たちが常に現場にいます。

任期が終わり、一度アメリカにもどった主人公が、爆弾処理に再びイラクに向かうのがラストです。
まるで英雄のようなのですが、そんな状況のイラクを作ったのはあなたの国じゃないのかと、言いたくなるのです。

(写真はgoo映画から借用しました)


 

コメント
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