西宮市大谷記念美術館で韓国の民画と絵本原画展を観てきました。
会期は5月23日(日)まで。
民画は李朝時代の18世紀以降、20世紀前半にかけて描かれた庶民の絵画の総称。
朝鮮半島の中産階級や庶民の家庭に飾られて、教育的な役割も持っていたようです。
親しみやすい絵柄や色づかいですが、今まであまり見たことのないテイストです。
絵本の原画のほうは、世界共通。どこの国の子どもが見ても、理解できます。
かわいいし、楽しいです。ペ・ヒョンジュさんの「ソルビム―お正月の晴れ着―」、
クォン・ユンドクさんの「猫は私だけのまねをする」、「仕事と道具」など、
中身はもちろんのこと、丁ねいな仕事にほれぼれしました。
大谷記念美術館のロビーから見る庭園は一幅の絵を見るようです。
庭を巡るのも一つの楽しみです。