7月15日(月・祝) 神戸文化ホール・大ホールで、大阪大学交響楽団第101回定期演奏会
曲目は―
ニコライ◆歌劇『ウィンザーの陽気な女房たち』序曲
ドヴォルザーク◆ヴァイオリン協奏曲イ短調
ドヴォルザーク◆交響曲第7番ニ短調
指揮/籾山和明さん ヴァイオリン独奏/千住真理子さん
プロの演奏家と学生オーケストラの共演は全くないわけじゃないようですが、珍しい組み合わせです。
千住真理子さんは6月の末にお母さまを87歳で亡くされたばかりです。
真理子さんのエッセイによると、患者ご自身の意志で、痛み緩和の治療を拒否されたので、最後の数週間は壮絶な闘病生活になり、演奏会の合間に病床に寄り添う日々だったようです。
プロの演奏家でですから、何をおいてもステージを優先されたと思いますが、学生さんたちにアドバイスを加え、一体感が生まれるまで近づく余裕があったのか、ちょっと気になりました。
交響曲第7番を受け持ったコンサートマスターくんがリラックスして弾いていたのが好ましかったです。
といっても、千住さんを近くで見たくて、前の方に座ったので、奥のメンバーはよく見えなかったのですが・・・。
千住さん人気もあってか、1階席はほぼ満席。観客の多い会場でした。