名画座パルシネマしんこうえんで「超高速!参勤交代」と「六月燈の三姉妹」を観てきました。
ともに今年公開の邦画で、「超高速!参勤交代」はロングラン上映されていたので、つい最近までロードショー館でやってたイメージです。
気のいい藩主役には佐々木蔵之介さん。
その人情味のある藩主に、それぞれ一芸に秀でた6人の家臣が従って、理不尽な江戸幕府老中の要求に屈することなく超高速!参勤交代を成し遂げます。
殺陣もふんだんに入っているし、福島なまりの会話がそこはかとない温かさをかもし出しています。
時代劇として異例のヒットになった作品です。
監督は人気優先ではなく、個性・演技優先でキャスティングしたそうですよ。
一方「六月燈の三姉妹」、神戸では地味に始まってさっと終わってしまった映画です。
映画のちらしにはこうあります。
「老舗和菓子店のワケあり美人三姉妹が巻き起こす笑いと涙のハートフルコメディ!」
長女吉田羊さん、次女吹石一恵さん、三女徳永えりさん。
吉田羊さん、徳永えりさんの演技、素晴らしいですねー。吹石一恵さんは目が大きい^^。
な~んて、吹石さんだって、もちろん主役としていい味出してます。
まあ、鹿児島の観光映画みたいなところがあるけれど、2年前訪れた鹿児島を懐かしく思い出せました。
勧善懲悪、登場人物が優しく、先は明るい。
いい気持ちで観終えることのできる、嬉しい2本立てでした。