自遊空間、 ぶらぶら歩き。

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記憶の遠近術~篠山紀信、横尾忠則を撮る@横尾忠則現代美術館

2014-12-16 | 展覧会

横尾忠則現代美術館で、記憶の遠近術~篠山紀信、横尾忠則を撮るを観てきました。
横尾忠則さんが被写体となった、篠山紀信さんの写真展です(会期は2015.1/4まで)。

とはいっても、横尾さんが時代の寵児と一緒に並んで撮った約70点の写真は、人選や衣装・撮影場所を決めたのは横尾さんで、技術的な部分を受け持ったのが篠山さんです。

「だからこれは横尾の展覧会」だと篠山さんは言います。

1968年、三島由紀夫さんとの撮影からスタート。
文豪、映画監督、漫画家、俳優・女優、野球選手、歌手、デザイナー・・・そして、市井の人たちとも。

今回の展覧会のタイトルにもなっている「記憶の遠近術」という写真集の出版は1992年です。

 

横尾さんデザインの展覧会のチラシ。

 

1階のオープンスタジオとエレベーター内の撮影のみ許されていました。

 

展覧会開始時には存命だった高倉健さんの写真の横の壁には喪章がつけられていました。
横尾さんと並んで写真に納まっている方々の中には鬼籍に入ったかたも多いです。

チラシにも使われている写真が撮影された1968年には、まだ丸山明宏という名前で活動していた、
美輪明宏さんとのショットはため息が出るほどの美しさでした。

 

 

 

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