2月19日(金) 兵庫県立芸術文化センター大ホールで関西学院交響楽団第126回定期演奏会
曲目は―
フンパーディンク◆歌劇「ヘンゼルとグレーテル」序曲
マスネ◆組曲第4番「絵のような風景」
ラフマニノフ◆交響曲第2番
アンコールで―
チャイコフスキー◆バレエ音楽「眠れる森の美女」より《ワルツ》
学生指揮:亀田健一郎さん
客演指揮:角田鋼亮さん
始めは静かというより、おとなし過ぎるなぁどんよりしてるなぁと感じたコンサート。
プログラムが進むにつれてだんだん溌剌とした学生らしいさわやかな音色や力強さが出てきました。
学生オーケストラって、本番でとてつもない力を発揮してしまうんですよね。
アンコールの前に指揮者の角田鋼亮さんがこのコンサートを最後に卒団する学生を立たせました。
コンサートミストレスさんやラフマニノフで見事なクラリネットのソロを吹いた男子を含め、十数人が立ち上がって涙ぐむ姿が遠くからでも見てとれました。
やり遂げましたね。みんな。
ところで、客演指揮者の角田鋼亮さんは1980年生まれ。
東京藝術大学の修士課程を修了後、ドイツに留学、指揮コンクールなどでも好成績を修めたそうです。
私のミーハー気質をくすぐったのは、「のだめカンタービレ・新春スペシャル IN ヨーロッパ」の指揮者指導をしたという経歴です。
あの玉木宏さん扮する千秋真一の指揮は角田さんゆずりだったんですねぇ。
加えて、映画「のだめカンタービレ・最終楽章」ではピアノを弾く千秋のピアノ演奏手元吹き替えを務めたんですって。
活動の拠点は関西ではないようなのですが、機会があったらまた見てみたい指揮者です。
おっかけまではしませんがね。