芥川賞作家・村田沙耶香さんと、岸田賞作家・松井周さんの共同原案プロジェクト
INSEPARABLE(いんせぱらぶる)「変半身(かわりみ)」が、小説と舞台という2つの表現方法で公開されます。
その、プロジェクトのためにおこなってきた取材旅行や執筆合宿の過程を編集者の司会でトークショーというかたちで報告されました。
会場は神戸市立中央図書館の閲覧室。聴衆は100人いたか、いないかだったでしょうか。
演劇は私はまったく不案内な分野ですが、村田沙耶香さんの芥川賞受賞作「コンビニ人間」はユニークな作品で、面白く読みました。
作者も変わった人なんだろうと思っていましたが、壇上の村田さんは小柄でほぼすっぴん。
服装も幼げで、高校生か大学生といった風情でした。でも、その見てくれに反して・・・。
村田さんと松井さんはお互い変態と言い合っていました。う~ん、確かにそうかもしれませんね。
演劇を語るときは難解な言葉が飛び交うといったイメージがありますが、お2人のトークはとても分かりやすく進みました。
ただ、仕上がった作品は多分、難解。平たく言えば「よ~、分からん」となる予想充分です。
図書館敷地内に咲いていた、アメリカノウゼンカズラとメランポジウム