阪神・淡路大震災から27年経ちました。
当時住んでいた神戸の人工島の集合住宅・7階で経験したあの大きな揺れを忘れることはありません。
でも思い出すのは新年明けて、この時期ぐらいです。
地震当日も国技館では初場所の真っ最中で、大相撲の放送が友人のご主人の携帯ラジオから、何事もなかったように流れていました。
私は語弊があるかもしれませんが、記憶が風化するのはある意味いいことだと思っています。
自然災害の多いこの国のどこかで、毎年のように起こる被害をきっちり覚えていたら気が重くなります。
ただし、こうやって大災害ごとの特集を組むことは大切なことです。
自然災害は防げなくても、被害を少なくする準備はできるからです。
人間が起こしてしまった、悲惨なできごとこそ風化させてはいけません。
戦争、原爆投下、原発事故、いまだに口をはさめない沖縄の米軍基地内のこと。
このごろよく登場する、K防衛大臣の下向いたままで言葉に力のない原稿読み^^を見る度に、もっと元気のある人はいないのか、と思います。
話しがだいぶ逸れました。
神戸の堂徳山に灯るKOBEの電飾にはこの時期だけ1.17も合わせて点灯されます。