神戸ファッション美術館で、
~アール・ヌーヴォーの華~アルフォンス・ミュシャ展を観てきました。
会期は1月16日(日)までです。
ミュシャ(ムハ)は現在のチェコ出身、19世紀末から20世紀初頭のベル・エポック時代の代表的なアーティストです。
特徴あるポスターを始め、挿し絵、陶器、食品などのパッケージ、切手、宝くじ、ポストカードなど500点もの作品が展示されています。
展示作品の中で1点だけ撮影可だったジスモンダ(公演名)は女優サラ・ベルナールの演劇宣伝用にパリで制作されたポスターで、彼の名を世に知らしめるきっかけとなりました。
「ミュシャは女性を表現する詩人であることを止めなかった」と言われるように、ほとんどが女性像で占められています。
彼は「私は芸術のための芸術をつくるより、大衆のための絵の制作者でありたい」と唱えていました。
彼の絵が21世紀の現代でも世界中の家々の壁を飾って違和感がないのは、そんな発想で描かれたからかもしれませんね。
2009年5月にチェコのミュシャ(ムハ)美術館に行ったことがブログに残っています。
懐かしいです。