自遊空間、 ぶらぶら歩き。

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神戸アンサンブルソロイスツ 第37回定期演奏会

2022-06-20 | コンサート・音楽・宝塚

6月19日(日) 神戸文化ホール大ホールで
神戸アンサンブルソロイスツ 第37回定期演奏会

曲目は―
F.シューベルト◆ロザムンデ(魔法の竪琴)序曲
E.エルガー◆チェロ協奏曲
 チェロ:日野俊介さん
 ソロ奏者アンコールで―
 E.エルガー◆愛のあいさつ
P.I.チャイコフスキー◆交響曲 第6番「悲愴」

指揮:山川茂さん


聴きやすい曲が3曲。満足感のある演奏会でした。
半分冗談込みだとは思うのですが、今回の選曲は「パンデミックを越えて」と題し、感染症と関連ある作品で構成したと、プログラムにありました。

シューベルトの死因は感染症(梅毒)の治療に使われた水銀が原因と言われ、エルガーがチェロ協奏曲をつくったころはスペイン風邪が猛威をふるっていました。
チャイコフスキーの死因はコレラだったそうです。

まあ、作曲家がどんな亡くなり方をしても、美しい曲は後世に残ったわけです。


神戸アンサンブルソロイツスの定期演奏会には特別付録がついてきます。
演奏会に向けての練習期間中に、取り上げたプログラムのCDや録音を何本も聞いて、その感想を冊子にして残しています。
どれがいい、悪いではなく、演奏しているオーケストラ、指揮者の表現の仕方を学ぶ。
その姿勢にいつも感心しています。


 

 

コメント (6)
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