『人新世の「資本論」』は新書大賞に選ばれたということで、1年前に図書館にリクエストした当時、すでに30万部を超える売り上げがあった本です。
手元に届いたとき、正直読まずに返そうと思いました。
ところどころに図版が入っているとはいえ400ページ近い厚さです。
巻末の註などけし粒ほどの大きさの文字の羅列。
もともと、資本論もマルクスも縁遠い、女子高校卒後半世紀以上経った人間です。
第一、「人新世」ってどう読むの?
「ひとしんせい」って読むそうなのです。
ちなみに「じんしんせい」という読みも有りみたい。
意味はノーベル化学賞を受賞したパウル・クルッツェンが提唱した概念で、いま地球の表面はどこをサンプルに取り出しても人間の経済活動の痕跡がうかがえる時代だ、ということ。
白亜紀とかジュラ紀とかに対しての人新世。「人新世」の危機の根本原因が「資本主義」であるというのがすごく単純化して表現したこの本の主張なのだそう。
う~ん、終わりまで読み通せるかしら。
手に取って、はじめに――を読み始めて意外に分かりやすかったので、興味を持てた小見出しの章をややていねいに、難しそうなところは飛ばし気味に、読んでいきました。読まないより、読了できてよかった。
このまま世界を終わらせるわけにはいきません。
>う~ん、終わりまで読み通せるかしら・・・
難しそうな内容の本、本読みには私は諦めが早いです
頑張って読んで下さい、読む事に意義がありますね。
>「人新世」ってどう読むの?
「ひとしんせい」とですか、聞いた後はなるほどと思いますが
聞く前は、どの表現が当たりか分かりません
色々難しいです。
読み終えましたよ。
で、文章に少し修正を加えました。
老い先短くても、難しいことにチャレンジしてみます。
読み終えましたか、ご苦労様でした、達成感が出たでしょう?
>老い先短くても、難しいことにチャレンジしてみます・・・
老い先短いもの同士、色々な事に切磋琢磨しながらチャレンジしていきましょう。
はいっ、まだまだやりたいことがいっぱいです。