9月21日、神戸国際会館こくさいホールで倍賞千恵子コンサート2019 with 小六禮次郎を観てきました。
緞帳が半分だけ上がって、倍賞さんの挨拶がありました。
鮮やかなオレンジ色のコートドレスにロングブーツ。とても78歳とは思えませんが、やはり年相応にほっそりしてきています。
「見上げてごらん夜の星を」を歌い始め緞帳に星がまたたき出して、緞帳半分の意味が分かりました。
声は以前のようにただただ透き通った声ではありません。多少かさつきが混じります。
でも、幼い頃から基礎を学んで歌い続けてきた歌唱力はみごとなものでした。
NHKの紅白歌合戦に「下町の太陽」で初出場したとき、白組の坂本九さんが歌ったのが「見上げてごらん夜の星を」で1963年、昭和38年のことだったそうです。
あら~、56年も前のことだったんですねぇ。
この日の観客のほとんどはこの放送をリアルタイムで観た世代のようですから、平均年齢の高さは推して知るべし^^です。
コンサートは年下の^^ご主人、小六禮次郎さんと息もぴったりで、だいぶ完成された内容でした。
小六さんの映画音楽のピアノ演奏中にお衣装替えも入り、本当に進行が練れています。
倍賞さんといえば映画、寅さんの妹さくらさん役があまりにも有名ですが、この年末「男はつらいよ」50周年かつ50作目が公開されます。
寅さん、どんな風に登場してくるんでしょうね。
小六さんと倍賞さんとのデュエット、さだまさしさんの「幸せについて」も、とっても素敵でした。
小六さん、顔に似合わず甘い声なんです。
それにしても、倍賞と小六なんて、珍しい名字のカップルですね。
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