兵庫県立美術館で山村コレクション展を観てきました。
会期は9月29日(日)まで。
この展覧会を紹介した新聞記事によると、山村氏は単に私的な趣味で作品を集めていたのではなく、いずれ公共の財産となるようなコレクションづくりを始めから企図していたそうです。
現在、兵庫県立美術館には彼が集めた68作家167点の作品が、散逸することなく一括して収蔵されています。
今回の展覧会は、そのうちの138点が展示されるという大規模なものです。
前衛的な作品はその作品を観る人すべてを楽しませるものではありませんが、確実に何か考えるタネをまいてくれるような気がします。
展覧会は、山村氏が30歳のときに買い求めたというコレクションの第1号、津高和一の「母子像」から始まります。
杉山知子の「"THE START - a man and mamorigami"」は1984年の作品。500×900cmという巨大さです。
あれ? 手前の床にも作品は延びているのですが、サイズの計測に入っているのか聞きもらしました。
前衛といっても、見やすい作品の多い展覧会でした。
一企業人の心意気にも感心しました。
秋本番、一足早く芸術を堪能出てすばらしいですね。
秋は楽しみがいっぱいです。
ただ、私はインプットするのが精一杯で、のりのりさんのように、
アウトプットできる力があったらな~と、いつも思っています。