キルギス映画(キルギス、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ合作)「明りを灯す人」を観てきました。
といっても、いつものことながら途中うとうとしてしまったので、レンタルビデオで改めて観ました。
中欧アジアの山岳と草原の国キルギスは開発途中ですが、市場経済の波がじわじわと押し寄せています。
山の麓の小さな村で、「明り屋さん」と呼ばれる主人公は電気工事一切を引き受け、貧しい人には電気代がタダになるようメーターに細工したりしています。
明り屋さんの夢は谷間を吹き抜ける風を利用して、村全体の電気をまかなえるようになること。
自宅には動かしてはいませんが廃材を利用した風車が出来上がっています。
30年前のドラマ、「北の国から」でも自家発電してましたっけ。
4人の娘をもつ明り屋さんは中国人の投資家を女性を使って接待するのが許せませんでした。
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明り屋さんの家の風車を止めていた針金が切れて、明りは灯りましたが・・・。
監督・主演はキルギスのアクタン・アリム・クバトさんです。
明りといえば、「節電トライアル」と「季時別電灯PS」の受付が始まりました。
昼間ピーク時の電気代を高く、夜間を低く設定する「季時別電灯PS」は、利用者にとってそれほど電気代は節約できないという試算があるようです。しかもメーターを取り換える必要ありです。
「節電トライアル」は昨夏と比較して、削減した率によって、QUOカードのプレゼントがあるというもの。
日ごろから節電に励んでいた家庭にとっては、これ以上何をしろと言いたいんでしょう。
我が家の場合は何かしようと思えばできるかもしれないけれど、もともと無駄遣いはしてないつもりです。
第一、そんな資金があるのであれば、新電源の開発に向けてほしいです。
誰がこんなイヤ~な感じがする企画、思いついたんでしょう。
しかもともに、申し込みが必要なんですね。気持ちがザラつきます。
(映画のスチル写真は映画.comから借用しました)
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