自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

サンタさんケーキ

2007-12-22 | 食べもの・飲みもの
友人のブログで紹介されてて、あまりのかわいさに、
甘いもの制限中の今年はせめて、これだけでも・・・と決めてました。

で、今日のおやつはJR新長田駅そばのダンクフェスタで、サンタさん、クリスマスカップ、栗まるんを買ってきました。

サンタさんは苺ショート、クリスマスカップはババロアにいろいろ乗ったもの^^です。


ケーキは写真でみるより小さめで、甘さ控えめですから、甘いの苦手さんでも、食べられます。

今、ロールケーキばやりだけど、あきのこない甘さが好感もてます。

コーヒーロールの中は栗とパイとバタークリーム
いろんな食感が新鮮です。


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河口龍夫―見えないものと見えるもの―

2007-12-21 | 展覧会
兵庫県立美術館で、河口龍夫さんの―見えないものと見えるもの―を見て^^きました。
名古屋市立美術館とほとんど同時開催で、兵庫会場は会期を終えているのですが、名古屋は24日までです。


兵庫県立美術館には最終日に行きました。というのも、その日河口さんのレクチャーがあると広報されていたからです。

情報のあるなしで、作品の理解度がまったく違いますから・・・。


河口さんのレクチャーは美術館の学芸員さんたちとのてい談のように始まったのですが、まず、
「現代美術は現代に制作、発表されているのにもかかわらず、分からないという人が多いです」
という話から始まりました。

そうそう、私もその一人です。
私の現代美術のイメージは「奇異」、「?」ということが多いのです。

河口さんの言葉で、その疑問が解決したわけではないのですが、河口さんの作品は理解でき、納得できる、分かりやすい作品群でした。

「現代美術は、まず見て、感じ取る」ことですね。

河口さんは1940年、神戸市生まれ。市内の中学で教鞭をとっていたこともある方です。
今回の展覧会のサブタイトル「見えないものと見えるもの」というのは、
「眼に見えるものがすべてではなく、見えないものもあわせて初めて全体ができる、見えることだけが大切なのではなく、見えないことにも意識を向けよう」ということだそうです。

須磨海岸の波打ち際に置いた長い板と波との関係の一日分の写真や、真っ暗闇の中で描いたドローイングが47枚あって、それを真っ暗な中で、ペンライトを当てながら見たり、闇を閉じ込めたBOXが作品だったり、隣りの空き地に生えてきた雑草をその姿のまま鉛で封印した作品等々が、各展示室いっぱいに広がっています。

展示室の空間ごと、作品―インスタレーションなんです。

私は「浮遊する蓮の船」に一番興味をそそられました。
どちらへ進むとも定まらない船に蓮の実が乗っていて、部屋の四方の壁には1900本もの蓮の種が鉄線にささって植えられ、一部はかすかに揺れているのです。
下から見上げる観客は「水の中」^^といったところです。

また、展示室の外の回廊を使った、鳥になった種子。「大作」という観念を超えてました。

レクチャーの参加者の中に、
「私は造園の仕事をしているものですが、先日この展覧会で〈隣の庭〉という作品にたまげ、この作品をつくった人はどんな人だろうとまた来ました」という方がいました。

広島に咲いていたタンポポも鉛でシールドされてました。
その他の植物のタネもたくさん鉛でつつまれていました。。

私は鉛で閉じ込められていると感じたのですが、河口さんの意図は鉛で守り、半永久的に保存するんだそう。

ふ~っ、私の理解はまだまだのようです。


(「浮遊する蓮の船」の写真は神戸新聞のWEBサイトから借用しました)






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ジョロウグモ

2007-12-20 | 花・木・実・いきもの・自然
今年も昨年と同じ場所にジョロウグモを見つけました。

ジョロウグモは都会の住宅地や、山間部にもふつうに見られる大型のクモです。大型なのはメスなんですけどね。

名前の由来は女郎ではなく、身分の高い女官―上臈(じょうろう)なんですって。どちらもきれいな女性であることにかわりはないですね。


色がきれいなので、眼をひきます。

足なんかタイガースカラーです。


複雑な厚みのある網を張るのが特徴です。


4枚目のこの写真は昨年12月16日に撮ったもの。

上の方に写っている小さいクモがジョロウグモのオスです。


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ポ チ 袋

2007-12-19 | 日常・身の回り
ポチ袋をつくったよ。ワードとフリー素材でね。
もちろん、教えてもらいながらだけど・・・。

もう1回、家でつくらなくっちゃ。忘れそう。
っていうか、もう半分忘れた!

中身も印刷・・・できるわけないな。

小学生の相場っていくらぐらいなんだろー。





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神戸ルミナリエ’07 閉幕

2007-12-18 | イベント
神戸ルミナリエが17日夜、閉幕しました。

今年は昨年より2日短い12日間の開催。延べ入場者は約404万3000人で、昨年より約60万人少ない数でした。


15日の土曜日に出かけた時はスパッリエーラにたどりついたところで、消灯でした。で、また一駅半分歩く元気はなかったので、翌16日の日曜日は最終地点の東遊園地に直行しました。

ガレリア(光の河)は逆行や途中入場ができないのです。


スパッリエーラを上から見ると、こうなっています。

(この写真は神戸新聞のWebサイトから借用しました)


どのアングルから見ても小さな灯のぬくもりがあふれています。


資金不足を補うために、今年は組織委員会が「一人100円募金」を前面に出しました。

8日目までの途中経過で、今年は約4795万円が集まったそうです。

今年はルミナリエ宝くじに4000円投資して、400円^^だけ回収できました。



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甲南オケ~チャイコフスキー第5番

2007-12-17 | コンサート・音楽・宝塚
12月15日(土) 神戸国際会館こくさいホールで 甲南大学文化会交響楽団 第47回定期演奏会

曲目は―
ブラームス◆大学祝典序曲
ビゼー◆歌劇「カルメン」より抜粋
チャイコフスキー◆交響曲第5番
客演指揮/船曳圭一郎さん 学生指揮/上間康弘さん


ここ何年か、年末に甲南大学のオーケストラを聴くのが恒例になりました。

大学祝典序曲を指揮する学生さんが、まるで自分の足で歩いているんじゃないように、ふわふわと舞台に出てきました。演奏もそれなりに・・・。

チャイコフスキーの5番は学生オケでよく演奏される曲ですが、みごとにまとめられていました。誰にも好まれる美しい旋律が胸に沁みるようです。3曲を通じて、弦パートの音の柔らかさが素晴らしかったです。

第2楽章のホルンのソロはホルン吹きの卒団生にとっては、最高の晴れ舞台ですね。
この誇りが、心のよりどころとして、きっといつか役に立ちますね。




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神戸ルミナリエ’07

2007-12-16 | イベント
昨日土曜日神戸ルミナリエを見てきました。
ところが・・・

聴きに行った、甲南大オケの終演が午後8時半、土曜日のルミナリエの消灯が10時ですから、時間的には充分、最後まで見られると思っていた目論見がはずれました。

このフロントーネにたどりつくまでに、1時間以上かかったのです。



単なる待ち時間ではなく、列の最後部に着くまでの歩き時間とルミナリエの入口、フロントーネまで歩いた時間です。

こういうのを、ぎがんと^^疲れたというのでしょうか?てら^^疲れた、とも言いますか?


今年の開催日程は12月6日~17日までの12日間。

2週間ありませんから、あっという間に終わってしまいます。



神戸ルミナリエは1995年、阪神・淡路大震災のあった年の12月に、震災犠牲者の鎮魂のためと、神戸の街の復興・再生への夢と希望を託して始められた光の彫刻です。

資金難で、翌年の開催があやぶまれると、ここ数年は毎年のように、言われています。
観光色が強くなってきているのも確かです。


私は明るい灯を見ながら、上を向いて歩くのっていいなーと思うので、神戸に定着した、このイベントはいつまでも続いてほしいと思っています。

やっとガレリア―光の河を歩いて、スパッリエーラ―光の壁掛けのある東遊園地にたどりついたところで、10時になりました。灯りが消えて、観客があぁ~っと、ため息をつきました。

空には、またたく星がみえました。


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頑張れ! おばちゃん!

2007-12-15 | 日常・身の回り
夫が4月にリタイアして、初めてボーナスのない年の瀬です。

もともと、欲しいものは欲しいときに買う主義で、ボーナスをあてにした買い物はしてこなかったかもしれません。

リサーチも吟味もしないから、すごく買い物下手です。
先日も、お歳暮をみつくろった帰りに婦人服セールのコーナーの前を通りました。

デパートなのですが、というよりデパートなので、若い店員さんはいなくて、みごとにおばちゃんばかり数人が所在なげに立っていました。
引き寄せられるように入っていったのが間違いでした。

私は勧められたら断れません。

「今、さしあたっていらない。欲しくない」と言いつつも、
あまりにおばちゃんがあきらめないので、セーターを買いました。

・・・お正月に着ます。

その数日後、別のデパートでまた、おばちゃんの魔(魅ではないな)力に負けて、コートを買いました。

「おつかいなんかにピッタリですよ」と。
「今、さしあたっていらない。たくさん持ってる」という抵抗^^もムダでした。

・・・、今、着ています。


プロ根性で、商品を勧めるおばちゃんパワー、すごいです。

そんな働きぶりが嫌いじゃない私です。




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港のASUKA

2007-12-14 | 港の風景
12月6日、神戸港の中突堤に停泊中の飛鳥Ⅱ(5万142t)です。
Xmasワンナイトクルーズで今月は大忙し。

料金は1泊2日で5万~20万円^^なんですって。


12月10日には、晴海埠頭でボヤを起こしても、2時間遅れで出航したとか。

この時の乗客は796人、乗員が451人。
乗船代の多くは人件費^^なんでしょうねー。


12月12日の入港はこんな霧の日でした。


今日の夕方の飛鳥Ⅱです。

神戸港を出て、神戸にもどってきます。


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再婚生活(角川書店)~山本文緒さん

2007-12-13 | 
再婚生活を読んだのは、暑い暑いとうだっていた、夏の終わり。
早いね~、月日が経つのって。

この本は野性時代に断続的に掲載された山本文緒さんのうつ病闘病日記。いや闘病という攻撃性はないな、うつ病経験日記といったところかしら。

決して明るいテーマじゃないのに、そこはかとないユーモアがあふれていて、クスリと笑わせてくれるのです。

山本さんの作品に出てくる女性は、とりたてて美人でもかっこいい職種の人でもなく、ごく普通の人間に偏屈・屈託のスパイスを振りかけたようなキャラクターが多いような気がします。

そんな人物設定をするだけでも、どれだけ産みの苦しみを味わうのでしょう。
実を削るような思いで、書いた小説で、欲しい欲しいと思い続けてきた直木賞を受賞します。

名声も、理解ある再婚相手も、家・仕事場も手にしたのに、心身のバランスを失ってしまうのです。そんな日々のことなのに、一つ一つのエピソードが妙におもしろいのです。


がんばれ!という言葉はうつ病患者には禁句と言われているけれど、
とりあえず、頑張れ私。
と、山本文緒さんは記します。

うつ病で入退院を繰り返したのは大胡暁美(本名)さん、それを日記エッセイとして綴っているのが山本文緒(ペンネーム)さんなんですね。

今年一番面白く読んだ本かな。再婚生活


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