マイタのブログ

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論より証拠

2009年12月13日 | 

もはや耳にタコが出来たわい!って言われそうですが、お酒は熟成することで得も言われぬ風味へと変身するのです。

その変わりようを体感するには「しぼりたて」系が最適ですな。なんてったって全然熟成せずに蔵出しになるんですから。今年入荷したばかりのものと以前から保管しておいたものを飲み比べる楽しさは格別ですわ。  一年前、二年前、三年前… 最長で何年だったかは忘れてしまいましたが、憶えていないくらい色々試したってことは憶えているのですよ。

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左・先日入荷した金鶴の「にごり酒」、右・一年前の同じ酒。御覧の通り清澄度が全然違います。澱(おり)が入った活性酒だけに、一年も経ったのは不安・・・という方もいらっしゃるでしょうね。

実は私もそうでした。いろんなお酒を長期間保存して試してきましたが、「にごり」だけは止めたほうがよかろうと敬遠してましたもの。 だけど、頭で考えたことと実際にやってみたことが違う結果になることもあるというのは、その昔 大量の雪の中に埋めたお酒と冷蔵庫で保管した同じお酒との比較で痛感したことを思い出し、ならばこれもやってみようと。

そんなこんなで時は過ぎ、先日 二年前から取っておいた「活性にごり酒」を抜栓しました。 まず酸味がこうなって、甘味・苦味はこうだろう、そしてバランスはこんな感じかな・・・ と予想していたのですが、一口含んで 

「えっ?」

これが正直な反応。やっぱり頭で考えていたのとは違いましたわ。凄いですねぇ、お酒の可能性って。\(^o^)/

おっと、予めお断りしておきますが、どんなお酒でも長く貯蔵すれば より美味しくなるわけではありません。また、保管状況の違いもお酒の品質に大きく影響しますので、もしご自宅で試してみようと思われる方は自己責任でお願いします。m(__)m

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コメント (2)
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