皆さんはご存じだと思いますが、子供が自分で弁当を作る「弁当の日」というのがありまして、http://www.bentounohi.com/index.html その発案者の竹下和男校長がラジオに出演されてました。
いつものように配達中の車内で聞き入っておりましたが、今まで記事や本で読んだイメージとは違い、随分落ち着いた話し方をされる方だなぁ…と、内容とは関係ないことを感じたりして。道中、電波状態の悪いエリアがあったりで所どころ聞きもらしたのですが、竹下校長のお話の中で特に印象的だったのは・・・
「子供が作ったお弁当を食べた親御さんが『美味しい。』と喜んでくれた。その一言を聞いて、その子は『自分は生きていてもいいんだ。』と思った・・・ 」
というような箇所。ごく普通の子が、自分は誰からも必要とされてないんじゃないだろうか、存在価値が無いんじゃないだろうか、と悩んでいるらしいんですねぇ。それが決して特殊な例ではないということなんですよ。
切なくなりましたねぇ… そのような精神状態の子供が増えているとは全然知りませんでしたもの。
「弁当の日」はいろんなことを気付かせてくれるようです。子供の胃袋は満たせても心のひもじさを解消できない親に私はなっていないだろうか・・・
・
その答えは子供を見ればわかるんでしょうね。