ひらひらと力無い飛び方のウスバカゲロウ、やっとのことで空瓶のケースにしがみついて一休み。
肩で息をしているように見えるのは何度も摑まり損ねて羽ばたいている姿を見ていたからでしょうな。どこが肩か分かりませんけど。
トンボに似ているわりに飛行能力は雲泥の差で著しく劣勢、でもそれが長所と言うこともあり得ますので気の毒と思うのは勝手な見方かも知れませんね。
かげろうに こどもあそばす キツネかな
この句の「かげろう」は地表の水分が温められて立ち上る「陽炎」のことですのでウスバカゲロウとは関係ないようです。でも音の響きで思い出しましたわ。うちの娘が幼かったころにジイさんがよくカルタ遊びをしてくれて、そのときの「か」で始まる読み札の文言がこれだったようで。かるた遊びをしている姿は見たことがないのですが、娘が暗唱して聞かせてくれたものでしたから27年ほど経っても私の頭に残っていたようです。忘れっぽいオヤジですがそんなこともあるんですねぇ。
久しぶりに向かったHさん宅の配達道中にて。
ひと雨くるかな?
では、本日も日本酒で乾杯!