新潟の三大財閥と言われた豪商・斎藤家の「夏の別邸」。本日が最後の一般公開というので見学に行ってきました。
いや~、すごい人出ですなぁ… 邸宅の外に行列が出来てますわ。雨も降ってるし、気温も昨日より5℃以上低いらしいですが、ご年配の方々が並んで順番を待ってます。では私も最後尾に…
「おお~っ すごい…」 前の人が感嘆の声を上げてますが、言われなければ素通りするところでした。
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あまりにも人が多くて屋内で写真を撮るのは非常にムズカシイのです。よってこのような画像になるのもご理解くださいませ。
さらに片手での撮影なのでピンボケ多数、こちらもご容赦願います。
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解説してくれている方が居られたのですが、聞き取れませんでした。
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二階から見た庭園。
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解説の方の話によると、この別荘は大正七年に建てられたそうで、お寺の本堂が4万円くらいで造られる時代に25万円という巨費を投じたのだとか(ちょっと記憶あやふやですが)。
敷地面積約1330坪、建物の見事さも然ることながら、高名な庭師が江戸の大名屋敷から13トンもの重量の名石を運び込むなどして造り上げた回遊式の庭園は まさに「すごい」のひとこと。
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今、この邸宅の存亡が危ぶまれております。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ここが潰されてマンション等が建てられる可能性が強まっているそうで…。 私ごときでは何のお役にも立てないんですが、二度と造ることが出来ないであろう歴史を捨ててしまうのは勘弁してもらいたいものです。
しかし。なんで、斉藤家がなくなってしまうんだろ。積極的に残さなければ。
時の流れとはいえ、残して欲しいですよね。
マンションだって飽和状態なのに、またマンションですか・・[E:pout]
最近は古町・万代にマンションばかりできて景観が変わりましたね[E:weep]
砂丘の斜面を活かした庭園は もはや公園と言っても過言ではないほどでした。
一流の職人芸とはこういったものなんですねぇ…
センスの良さにすっかり魅せられてしまいました。
枯れ葉を落としてくれと松が言ってます。
建築家や造園業の方々が解説してくれてたんですが、
人波に押されて流れるように移動した私には話を聞くゆとりがありませんでした。
じっくりと説明してもらいながら回れたら、いろんなことが解って楽しいんでしょうなぁ。
光を求めてその上に葉をつける → 枝が一回り大きくなる → ぼやける
さらにその下にある枝には光が届かないので松の木は下を枯らして上へ上へ伸びようとします。
弄ってみると松の木というのは良くしゃべる木だなぁ、って思うようになりますよ。
マイタさんなら絶対ハマります。
一本植えてみては如何?
松を植えちゃおうかな。
思いっきりシックな雰囲気になりそう…だけど、
かーちゃんにヤキを入れられるかも知れません。[E:angry][E:thunder]
きっと感じるものが沢山あるでしょう。
ちなみに、来年あたりから、木場小にある校庭の庭木が切り取られ始めますから、よかったらどうぞ。
木は、「因縁」「物語」が、もっとも大事です。
じわじわと興味が湧いてきてます。