神戸 西神中央 天然酵母パン教室「奥ちゃんの手作り工房」

神戸市の自宅教室で1998年からパンとお菓子を教えています。毎日の手作りの日々を綴ります。

米粉食パンの工程

2012年06月22日 | 折り込みパン
先日、友人がパンこね機で米粉食パンを作りたいと言うので
最初から焼き上がりまでを見せてもらったら半分ぐらいの硬いパンに仕上がった。
米粉食パンやフランスパンが出来るというけれど・・
仕上がりは程遠いものが出来る。
今日もアレルギーの方向けの米粉食パンの注文が入ったので、参考までに工程をのせます。
普通の食パンの倍位以上こねると艶のある生地に仕上がる
成形途中



鹿の子五色豆をいれたものは上がりが悪く生地が弱いのでフィリングの入ったところから切れてくる。釜伸びが悪いので型からしっかり出てから焼成。
焼成は艶のない仕上がりになる。

米粉は釜伸びが悪く焼き色もつきにくいので、通常は油脂で伸びを少しでもよくしてスキムミルクで焼き色をよくするが、
アレルギー対応食パンの為すべて抜いている。