ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

北斎の波

2019年05月20日 11時08分09秒 | 俳句

 俳誌「岳」の課題句(波)に2句応募して、評のところに載ったのが

 サーファーは北斎の波くぐり抜け

でした。作ったときは、どこかで北斎のあの大波にサーファーがいるパロディーを見たことがあって、それに誰もがそんな組み合わせを詠むだろうと、少し気になっていました。今、調べてら、やっぱりありましたね、マッド・アマノ氏の作品で。

 そして、昨日の新聞の俳壇の句です。いすみ市の方がこう詠みました。

 サーファーや北斎の波すべり下り

 まあ、「サーファー」と「北斎の波」を詠めば、あとは6文字の勝負です。どうしても似てしまう。私の中では、サーファーと北斎の波の取り合わせは、けっこうあるんじゃないかと思っていました。

 すべり下りるのがいいのか、くぐり抜けるのがいいのかの違い?類句は多いんじゃないかなあ。なお、サーファーが夏の季語です。

コメント
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