俳誌「岳」の課題句(波)に2句応募して、評のところに載ったのが
サーファーは北斎の波くぐり抜け
でした。作ったときは、どこかで北斎のあの大波にサーファーがいるパロディーを見たことがあって、それに誰もがそんな組み合わせを詠むだろうと、少し気になっていました。今、調べてら、やっぱりありましたね、マッド・アマノ氏の作品で。
そして、昨日の新聞の俳壇の句です。いすみ市の方がこう詠みました。
サーファーや北斎の波すべり下り
まあ、「サーファー」と「北斎の波」を詠めば、あとは6文字の勝負です。どうしても似てしまう。私の中では、サーファーと北斎の波の取り合わせは、けっこうあるんじゃないかと思っていました。
すべり下りるのがいいのか、くぐり抜けるのがいいのかの違い?類句は多いんじゃないかなあ。なお、サーファーが夏の季語です。