ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

朝日俳壇12月1日

2019年12月01日 17時53分06秒 | 俳句

 今年ももう残り1ヶ月です。あっという間でしたねえ。今日は、電車に乗って青梅に行きました。でも、道路は閑散としていて、警察車両があって、何ごと?と思ったら、奥多摩女子駅伝でした。私は津雲邸で古文書を見たいと思ってでかけたのでした。その方は政治家で、昭和初年の建築の建物の意匠が素晴らしく、さらにその方のコレクションが・・。でも、だんだんとなんだかつらくなってきたんです。だって、そんなにお金のかかる趣味って、それだけお金持っていたからでしょう?政治家って、今も昔もそうなのかとうすら寒くなりました。それに、日本家屋だからとにかく底冷えしてたまりませんでした。「安政見聞誌」は必見です。安政大地震のことが書かれていますし、絵でもその様子を描いていました。

稲畑汀子選

鷹柱沖へ沖へと崩れつつ        高知市 森脇杏花

 私、猛禽類が大好きなので!高知ではよく見えるんでしょうね、いいなあ。

大串章選

手のとどく盥の月を掬ひけり      茨城県阿見町 鬼形のふゆき

 メルヘンですねえ。

高山れおな選

狼と安全神話消えにけり      村上市 鈴木正芳

門司港は烈風なりき開戦日     清瀬市 中村格

 最初の句、鋭いですね。原発の安全神話と狼を取り合わせたのが面白いです。私、動物が好きだし。二句目も、愚かな戦争を始めてしまった日本のその時の門司港・・。戦争は絶対にだめです。国の過ちは国民は知らないまま、大勢が殺されたし、大勢殺したことでしょう。反省の意味を込めて反戦です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする