ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

朝日俳壇12月22日

2019年12月22日 16時31分47秒 | 俳句

高山れおな選

一人づつ枯野へ人を配るバス         羽咋市 北野みや子

湯豆腐をあふあふ猫の行方訊く        大阪市 中島晃

 一句目は、限界集落のコミュニティバスでしょうか、寂しい風景が見えました。二句目、猫の句ですね。内田百閒みたい。

 

稲畑汀子選

雪国の太陽いつも中空に          北海道音更町 信清愛子

 雪国自体が、冬の季語。雪国の冬の太陽は、きっとこうなんだろうな、と思いました。ぱーっと晴れてはいないような感じ。

 

長谷川櫂選

アフガンに懸けし生涯冬北斗          長野市 縣展子

返り花こんなに長く咲かずとも         小金井市 小林るり子

 一句目、中村哲さんの追悼句。本当に、悲しい。二句目、私も同感です。この異常気象だからなのでしょうか、遊歩道の酔芙蓉もまだまだ咲いていますし、青梅線の柵のコスモス、この前見たら、まだ咲いていました。不思議ですねえ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本は性暴力に麻痺している

2019年12月22日 15時55分28秒 | 社会

 こういうタイトルで、2年前に書かれた伊藤詩織さんの記事をネットで見付けました。日本の国の異常さが、よくわかりました。男性の無神経、無関心は、本当に情けないです。

 あの事件で、もし、合意があったなら、絶対に避妊しているはずじゃないですか。それなのに、していない。完全に暴力ですよ。性暴力も許せないことながら、その後の、妊娠させられるという恐怖も、本当に怖かったと思います。辱めというよりも、好きでもない異性のものが自分の体に入ったというぞっとする嫌悪感と暴力と、もう表現しつくせないおぞましさに苦しみます。

 いかに日本という国が、女性に対してひどい扱いをしてきたか、これは絶対に解明していかなくてはならない問題です。声を出さないから納得しているなんてことは絶対にありません。恐怖で動けないのに、それを「合意」と勘違いするのは、あまりにも無神経で独りよがり。

 AIが進歩しているのなら、自動運転の車だけじゃなく、AI搭載ダッチワイフでも早く作ってくれよ。生身の女性を使うんじゃねえって言いたい。あの元TBSの男性が、詩織さんを「手籠めにした」事実は、世界中から糾弾されます。よくもまあ、レイプ犯がいけしゃあしゃあと「納得できない」なんていいますよね。納得できないのは、世界中の女性です。2度とそういうことができないように、宦官になってくださいよ。司馬遷のように、とてもいい作品が書けるかもしれませんね。

 彼の奥さんは、この件をどう思っているのでしょうか?下心持って、若い女性を手籠めにする夫って、許せますか?サイテーですよね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アットホームなクリスマスコンサート

2019年12月22日 15時41分39秒 | 日常

 いつも通っている公民館分館で、クリスマスコンサートがありました。とてもアットホームで集まったみんなが参加して楽しみました。カスタネットを触ったのは、何十年ぶりでしょうか?バリトンの声楽家やフルート、ピアノ、そしてハンドベルなど、いろいろでよかったですね。お子さんもたくさんいて、なかなか大変でしたが、いろんな世代が集まっているのが、とてもいいです(同期のサクラの口ぶりで、ヒジョーによいです!)。

 帰りは散歩がてら、石川酒造で量り売りの「かめぐち」を買って帰りました。お正月に飲むぞー!

 そして、久しぶりに見た競馬。有馬記念は、大好きな横山典弘さんも騎乗していましたが、優勝はこれで引退というリスグラシューという牝馬。最後の走りっぷりはものすごかったです。

 これで、年の暮という思いが、どんどん大きくなってきます。クリスマスの1週間後が元旦なんですよ、本当にせわしない(別に用事がないのに、それでもそう思うのはなぜか)。

 もう、還暦すぎたら、やり残したことがあろーがなかろーが、もっと自由に生きようと思います。私はなんちゃらペイは、絶対にやらない。キャッシュレス還元も来年の6月までなんですよ。意味ないし、auウォレットだけで十分。期限付きの物にあまりに税金賭ける国の姿勢を疑わざるを得ませんね。本当にあほな国だ。ネットバンキングでは勝手にお金使われている件数がどんどん増えているというし、スマホに頼る生活は、本当に怖いと思います。どんどんバッテリーが持たなくなって、3日に一度だったのが、2日に一度、今では1日半に一度の充電。充電に縛られる生活って、本当にばかみたい。みんな、スマホの奴隷ですよ、腹が立つ。

 コンサートではカッチーニのアベマリアが歌われましたが、編曲がちょっと納得いきませんでした。現代風にアレンジしすぎていたような。昔の歌は昔のままのほうが、私は好きです。頭が古いもので・・。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする