公的な仕事をしている人間は特に、セクハラについてしっかり把握していないといけないはずなのに、全く悪いと思っていない彼に愕然としました。セクハラもDVも、女性に限ったことではありません。どちらにもあることです。相手の人格を認めないからそういう行動に出るのでしょう。それがどういうことか、わからないのです。
私は男性ではないのでよくわかりませんが、性的対象に相手を見るということは、その時点で人格を否定しているのでしょうか?
キスとか手を繋ぐとかって、愛があるからすることだと思いますが・・・。愛のない相手の口が触れたコップで、誰が飲むか!
そういえば、こんな話を聞いたことがありました。寿退職ということが当たり前だった私の若いころ、大手商社勤務のOLが退職する日の帰り、エレベーターで突然男性社員に抱きつかれたとのこと。卑劣極まりないですね。こういう、自分の衝動を解決しようとする行為、本当に許せません。会社の上下関係は、支配関係ではありません。相手を支配したがるのって、おかしくないですか?男女は平等なはずです。家庭内でもそうですよ。対等でなくてはならないのに、男性は妻を支配したがる。
私は夫を主人と呼ぶのは大嫌いでした。私は召使じゃないもの。主従関係とするのが、間違っています。市長という立場を利用して、女性にセクハラ行為をしていたのは最低ですよ。ああ、大人って、汚いよねえ。
いまだに男性中心の日本、なかなかMeTooの訴えが広がらないのは、残念です。黙っていればいるほど、つけあがるんですよ、はっきりNO!と言いましょう。
男性に、「まだ結婚しないの?」なんて、ききますか?「子供作らないの?」なんて、ききますかねえ。いまどき、結婚がバラ色なんて考えている人はいるのでしょうかね。それでも、一人よりも二人の方が、経済的ではあるわな・・・。
「ここで飲んで!と強要したんですよね、狛江市長」と言って盛り上がってしまいました。
サイテーですよ。誰がそんなことできるかっ!
相手が嫌がっているという認識すらない無神経な人が行政にいるということが、とっても恐ろしいです。
権力を持つと人はそんなに無神経に相手を支配するようになるのが、不思議。稲穂を見習えですよね。