ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

日本年金機構から

2024年12月13日 20時06分40秒 | 社会

 先日、日本年金機構から大切なお知らせという葉書が届きました。大切な、というとなんだかお得感があるじゃないですか、ところが開けてみたら、「年金生活者支援給付金 不該当通知書」というものでした。こういうのって、いろいろ長い文章が書いてあるのですが、正直よくわからない・・・。

 給付金がもらえるのは、年金収入其の外の所得が合わせて88万くらいまでというようなものらしいのですが、一体、年間88万円で、生活ができますか?びっくりですよ。貯金を切り崩して生活して、それもいつまで続くのやら。お金が底をついたら、あの世に早くお迎えに来てもらうしかないのでしょうかね、なんともひどい国です。

 ひどいといえば、最近ニュースになった、92歳の母親を殺した罪に問われた60代の男性。フレンチのシェフをやめて次男なのに母親の面倒を一人で24時間看ていたという介護生活。収入は母親の年金。家を売って借金の支払いをして、それでもその家に住むのに家賃17万を払って、というまたまた借金状態に。訪問介護は受けていたけれど、他に方法はなかったのか、あまりに気の毒なケースですよ。何と言っても、兄が国家公務員だけど何の援助もしなかったって、あまりに残酷。母が「殺してくれ」と懇願した結果らしいけれど、24時間ほとんど彼は介護に振り回されて、自分の時間が全くなかった。何のために生きているのかもわからなくなるんじゃないかな。

 なんのために介護保険ができたのか、彼にもっと支援することができなかったのか、私は悔しいです。

 お金が有り余っている人がいて、年末年始の長い休暇を海外で過ごす人もいるのに、なんだか切ないです。生活費を借金しなくてはならないのなら、生活保護を受ける権利があるのではないでしょうか。

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