おとうさんが怪獣になっちゃった！

『おとうさんが怪獣になっちゃった！』
…なんのこっちゃ？と思いますよね(笑)。
実は、当店のお客様が本を書いたんです。
著者はごく普通の主婦。と思っていましたが、どうやらそうではなかったようですね♪
ペンネームが『豆より』サン。ふふふ…なるほどね～(笑)。知っているからこそ、漏れてしまう笑いです。
書店に注文を入れておいたのですが、なかなか手に入らず『まだ来ないんですかぁ？』と催促してしまう始末でした。
内容は筆者の身の上に起こった波乱を文章にしたもので、2時間もあれば読めてしまうものですが、僕には筆者(お客様)のお顔と声が重なって、文字が語りかけてくるようでとても楽しかったです。

『夫の突然の死。残された幼い子供ふたりと私…これからどうする？
たくさんの方々に支えられ、涙と笑顔で乗り越えたかけがえのない３年間の記録。』

すべては実話で、その時々にお世話になった方々への感謝の気持ちと、ご自分のひとつの区切りを『出版』というかたちにされたのかな？と僕は感じました。
売れ行きなんて気にしない…。やっと人様にお話ししても差し支えないところまで来たのです…よね？豆よりサン(笑)。
実は僕もなかなか面白い人生を過ごして来たので、ちょっぴり自分と重ねて思い出してしまいました。
ある人には『本になるね』と言われた事もありますが、もちろん僕にはそんな才能もやる気もないのは言うまでもありませんが…。
ただ、人生は良いこと半分悪いこと半分だなぁと振り返ってみると感じました。
悪い時の過ごし方で、良い方に転じた時の結果が変わるのかなぁとも思いますし、助けてくれる人も何故か現れるように感じます。また再び人生のスランプに落ちて行きたくはないですが、もしそうなった時には経験として役立つのかな…？
豆よりサンの本を読ませていただいて、心の中にまた何かが積み重なった気がします。