TINKERBELL BLOG

茨城県取手市「美容室アトリエティンカーベル」ティンカーベルのスタッフを身近に感じていただければ嬉しいです

続、四国。2日目は石鎚山。

2014年05月08日 | Weblog
レンタカーをケチって、一番安いクラスのヴィッツにしました。いつもそうなんですけど、こいつで寝るにはテクニックが必要です。
山は剣山も石鎚山(いしづちさん)もそれぞれ 日帰りですから、30リットルぐらいのザックで十分です。
でも、車中泊の装備が必要ですから、70リットルのザックに30リットルのザックを詰めて、さらに寝袋やマット、着替えなどを詰め込みパンパンです。
では、ヴィッツでの車中泊方法をレクチャー致しましょう。
年式にもよりますが、後部座席が分割出来るタイプと全部バタンと倒れるタイプがあります。つまりギャップを埋めて、斜めに寝れば良いわけです。用意したものは…寝袋、エアマット(モンべ○あたりのボコボコに膨らむやつがいいです)、さらにエアマット(これも同じものがよろしいが、激しくこだわらなくてよい)、エア枕(出来れば2個)、新聞紙、ブチルゴムの両面テープを2cmぐらいに切ったものを数枚。
まず分厚くなるエアマットを8割ぐらい空気を入れて二つ折りにする。これを足元に詰める。サイズは150ぐらいで充分。前席と後席の間にザックなど、ありったけの物を詰める。ビーチボールなども使えますね。足りない場合に枕を詰める。さらにエアマットを敷いて寝床完成。
次に寝顔を見られたくない人は、ブチルゴムの両面テープを適所に貼って、そこに新聞紙をカーテンのように貼りつける。
ブチルゴムは簡単に剥がれて、跡も残らないので重宝しますし、新聞紙は軽いので処分も簡単ですね。
これで個室の完成です(^^)
さらに出来れば、斜めに寝るので身体が少し横に傾きます。衣類などで補正すると良いでしょう。また、車自体を斜めに止められると必要ないですね。傾く方向は、足が行かない方向が下がります。つまり頭が助手席側の場合、右腰が下がります。なので左側のタイヤを持ち上げるようにするのです。でもまあやらなくてもなんとかいけます(^^;)
さて、前置き長過ぎました。
徳島から移動して愛媛に着きました。四国最高峰(西日本最高峰でもあります)の石鎚山(いしづちさん)に登ります。
行程はそれなりに長く、中腹から山頂に向かうまでにいくつかの長い鎖場をよじ登ります。鎖といってもチェーンではなく鉄の棒の両端が輪になっている形状です。
傾斜は垂直に感じられる箇所もあり、足掛かりが得られないところもあるというものです。若い人や普段から鎖場に慣れている方は何も問題ないと思いますが、よじ登る経験のない人は巻き道を行きましょう。
なにせ途中でやめても降りる事すらままならないので。
最初の鎖を越えたところでビッグザックの青年に出会いました。ドイツ人です。軽く挨拶し片言の英語(ドイツ人も英語は微妙ですね)で談笑しました。僕が先行し山頂の弥山(みせん)に到着しました。
実はこの弥山は本当の意味での石鎚山山頂ではありません。画像にある天狗岳が最高峰となります。
ここにたどり着くには細い岩尾根を越えて岩場を這い上がります。
天候が悪い時や風が強い時は危険です。ですが、慣れている人は見た目ほどではありません。三点支持でマッタリと登って下さいね。
弥山に戻ると、先ほどのドイツ人が上がって来ました。どうやらお遍路してるみたいです。今日のテント場をどうするか相談を受けました。僕も初めての山でよく分からないので、地図を開きながら高低差も加味しつつ、かつ安全なところを考えます。ちょっと戻ればテントを張れるところがあるのですが、もう鎖の通過(巻き道知らないのかな?)や雪渓を下るのが嫌だと言います。仕方がないので、地元の登山者を探して意見を聞きました。それを彼に伝えて一件落着(^^)
固く握手して別れました。最後に彼は『日本大好き』と言ってくれました。こちらこそ日本に来てくれてありがとう。
下山後の温泉は、松山市街が混むということで空港近くまで行き、市内のスーパー銭湯で済ませました。
蕎麦は空港内で鴨つけそばをいただきました。具だくさんで美味しかったです。
今回もお天気よく、恵まれた山行となりました。ではまた来週ということで(^_-)
コメント
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