これは蓬莱島(ほうらいじま)で、ひょうたん島
と呼ばれています。
今日はここを望む半島を歩きます。
「ひょっこりひょうたん島」のモデルになったといわれる島のひとつです。
しかしながらリアス式海岸は強敵です。
南北の距離はなくてもこれらをひとつひとつ巡るのは困難極まりますね。
二日間で三鉄の駅でいえば、たった5駅しか移動してません。
昨夜と同じ「鵜住居トモス」にて車中泊。
関東に比べると夜はかなり涼しいと思いますが、やはり締め切って寝るのは難しく、窓にネットをかけて少し開けました。
車内の扇風機を弱くかけて眠りにつくまで我慢しました。
6時14分の始発に乗ります。
目覚ましを1時間前にセットして、起きるとまたも良い天気。それも今日までのようです。
僕を「雨男」と言っていた人たち、僕は晴れ男に変身しました。悪しからず。
車窓から別の車両が見えました。
今日の室内は普通の様相ですが、なんせテーブルがついている。この三陸鉄道で列車の旅をするのも悪くないです。
浪板海岸駅で下車。
津波の碑あり。
「千年後への伝言」とあります。
地震が起きたら津波が来ると思え⋯。
お天道様、ありがとうございます。
今日の晴れを大切にします。
宮沢賢治が三陸を歩きながら読んだ詩が石碑となっています。
「暁窮への嫉妬・ぎょうきゅうへのしっと」は大槌関係する詩です。
(暁窮=暁に染まる弓なりの空)
船越半島が見えています。
(暁窮=暁に染まる弓なりの空)
船越半島が見えています。
なんか、デカい。難儀しそうです。
こちらは吉里吉里(きりきり)方面。
さて、吉里吉里の名前の由来は⋯
アイヌ語で白い砂浜という意味らしく、歩くと「キリキリ」と音がするんだとか。
「崎山展望台」に登ってみました。
崎山展望台からの展望は⋯ (笑)
鯨山方面かな。
ここもこれから登ります。次かな。
筋山に向かうところにカウンターがありました。
なんと0000 僕が最初なのか、それとも皆が押してないのか。
とにかく0001をゲット!
山頂付近には東屋がありました。
もちろん座りました。
三日月不動尊。
振り返ってみると⋯
蓬莱島(ほうらいじま)、人呼んで ひょうたん島 です。
子供たちが遠足だか学習だかで、長い堤防を歩いて向かっています。
柵もなく、海に落ちたら⋯ なんてことは考えてないことはないでしょうが、細かいことよりもその楽しいワクワク感を教えられる土地柄なんでしょうね。
なんかいいな。
めちゃくちゃ高い透明度。
お魚さんも丸見えです。
大槌町の消防署の先に建っていました。
それにしても、ファイヤーマンの方々の練習風景を見て、この暑いのにあの装備であの練習は本当に頭が下がります。
大槌町の消防署の先に建っていました。
それにしても、ファイヤーマンの方々の練習風景を見て、この暑いのにあの装備であの練習は本当に頭が下がります。
今日、来て下さった元消防署長さんは、もっと市民の理解と協力があれば⋯ というような事を言っておられました。
大槌橋のところまで来ると、女房からLINE来ました。
「もうすぐ終わりそうだねー」と。
んーと、そうかな? と思いましたが、よく見るとこのあと山あいの林道を登り下りしますね。
ようやく半分ってところでした。
まさかね、こんなに早く終わるはずがないです。
道端に座り込んで、休憩ついでの補給をします。
そしてジリジリと高度を上げていきました。
さっき通ってきた町並みがだいぶ下になりました。
こんな狭いところにひしめくように暮らす人間たちってすごい。
「西の砦」側に登りました。
上は座れます。
ここで、娘のコンタクトレンズがないので頼んで欲しいとLINE来ました。
ちょうどよい休憩になると思い、注文入れようとしましたが、暑さでスマホの画面がブラックアウトに。
やっぱり暑いんだなぁーと思った瞬間でした。
「東の砦」を降りていきます。
城山公園は綺麗に整備されていて、気持ち良いところです。ぜひここで休憩されたし。
身元不明のご遺骨を収めた納骨堂です。
未だ我が家に戻れぬ魂よ安らかに。
新しい道ですね。
これからも変わっていくでしょう。
このあたりはどこをどう行くべきか悩みました。
ふと見えた岩にも名前があるのかな。
よっ、頑張ってるかい? 俺。
あー、三鉄が見えてきた。
もうすぐゴールです。
今日はほとんどがロードでした。
気楽ですよね。オフロードも歩きやすく、お散歩的なコースでした。
本日のオーディブル「墨のゆらめき/三浦しをん」でした。「墨」、そういう関わりの題名か。とあとから思いました。
しかしながら、一冊を書き上げるのに作者さんは何冊も何十冊もそれに関わる文献を読むんですね。驚きました。
2日目
歩行距離25.9km
所要時間 7時間30分
累計登坂標高差 +829m
41,100歩
2日間合計
歩行距離 57.5km
所要時間 15時間50分
累計登坂標高差 +2,549m
94,500歩
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