知る喜びと、撮る喜びのつぶやき通信  (読める限り読み文章にする。 歩ける限り撮り続ける『花鳥風月から犬猫太陽』まで)

興味のあることは、何でも調べて文章にする。   写真は「光と影」と言われるが、この理解には、まだまだ、ほど遠い.

『武器の発達は戦争(戦略論)を変えてきたか、抑止は可能か 1』―プロイセンの将軍、C・V・クラウゼヴィッツ著「戦争論 上下」はタフー

2021-01-31 21:15:51 | 兵器・戦争

      『武器の発達は戦争(戦略論)を変えてきたか、抑止は可能か 1』

―プロイセンの将軍、C・V・クラウゼヴィッツ著「戦争論 上下」はタフー 
 

 昨今、王朝時代の帝王を目指している、大国の指導者たちが居ります。 大国でなくても、世襲制の帝王が居ります。 偏見では、ありますが帝王の地位、イコール核兵器所有などと錯覚を起こしかねません。

 只今、プロイセンの将軍、カール・フォン・クラウゼヴィッツ著「戦争論 上下」を読んでいます。 今までは最もタフな著書の一つです。 あまりにタフなので、戦争についての本の並行読みを始めました。

孫子、マキアヴェリ、クラウゼヴィッツの3大家の著書:
❶ 孫武著『孫子』
❷ ニッコロ・マキャヴェリ著『戦術論』
❸ カール・フォン・クラウゼヴィッツ著『戦争論 上下』

さらに、
❹ ジョン・ルイス・ギャディス著『大戦略論』
❺ ピーター・ナヴァロ著『戦争の地政学 米中もし戦わば』

最近の『大戦略論』と『戦争の地政学 米中もし戦わば』は3大家の著書を引用しています。 

『戦争の地政学 米中もし戦わば』の中にありました。 抜粋です。 
歴史上、強大な覇権国家は、突然、新興国家が表舞台に踊り出て、当時の文明をリードする存在になると、この劇的な勃興に覇権国家はショックを受け、対抗策をとろうとして、競争から対立が生まれ、それがついに衝突に発展したケース;

『スパルタとアテネ』のペロポネソス戦争であり、
『大英帝国とドイツ帝国』の第一世界大戦である。

この実例二つだけでは、証明にならない。 世界史を概観すると、1500年以降、中国のような新興勢力がアメリカのような既存の大国に対峙した15例のうち、11例において(70%以上の確率で)戦争が起きている。

シカゴ大学教授ジョン・ミアシャイマー史が『大国政治の悲劇』の中で展開しています。 特に『第一の仮定・無政府状態』全く同感です。 人類は無法治状態であること拙備忘録『人類は、二度と核兵器は使えない(好奇心は探る-戦争のこと)』で触れております

第一の仮定
『世界体制は無政府状態だ(つまり国家を取り締まる権威をもった組織は存在しない)』

第二の仮定
『すべての国家は軍事力、つまり戦争のための兵器を増強する』

第三の仮定
『他国の真意を知ることは不可能だ』

キャプションの『武器の発達は戦争(戦略論)を変えてきたか、抑止は可能か』をこれから調べていきたいと思っています。
                  (20190721纏め、20200623追補、20210131追補、#186)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『「マイナンバー制度」を使... | トップ | 『日本が渇望する「天才デジ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

兵器・戦争」カテゴリの最新記事