“ボーっと学校運営してんじゃねーよ!”
と、加害者少年の所属している学校に対する我が怒りが爆発しそうだ。
冒頭から、2018.10.18に発生した、中学生男子による祖父母殺傷事件に関するネット情報を2本続けて引用しよう。
まずは、埼玉新聞社による「夫婦死傷、逮捕の孫通う中学校ショック 事件直前は変わった様子なく下校 物静かで悩み相談なし」と題する報道より。
18日午後7時25分ごろ、埼玉県和光市のマンション一室で、男女2人が血を流して倒れていると119番があった。 この部屋に住む無職男性(87)はその場で死亡が確認され、妻(82)は重傷を負った。 県警は19日、妻に対する殺人未遂容疑で、同じマンションに住む孫で中学3年の少年(15)を逮捕。 現場の状況などから男性を殺害した疑いもあるとみて、詳しい動機や経緯を調べている。 司法解剖の結果、男性の死因は上腹部の刺し傷による出血性ショック死だった。
「あのような事件と対極にいる生徒」「彼に限って、何かの間違いではないか」。 少年が通う県内の中学校には驚きとショックが広がった。
教頭によると、少年は物静かでおとなしく、休み時間など1人でいることも見受けられたという。 科学部に所属し、パソコンでコンピューターグラフィクスなどを楽しんでいた。 本人は落ち着いた学校生活を送っていたという。
18日は通常通り登校し、6時間授業を終えて午後4時ごろ学校を出た。 特に変わった様子はなかったという。 少年や保護者が学校生活、家庭についての悩みを学校に相談したことはなかった。
県警から18日午後10時ごろ少年が所在不明との連絡が学校にあり、19日朝には少年の母親から「ご迷惑をお掛けします」などと電話があったという。 少年の行方が分からなくなったことを知った一部の生徒に対し、教職員が19日朝には動揺が広がらないよう応対に務めた。
教頭は「ほかの生徒や保護者も含め、今後何らかのケアをする必要がある。ただ、彼が事件を起こすなど思い当たる節がなく、どう説明すればいいのか…」と言葉少なだった。
引き続き、本日発見した別ネット報道より引用しよう。
埼玉県和光市のマンションの一室で80代夫婦が殺傷され、同市に住む孫の中学3年の少年(15)が祖母への殺人未遂容疑で逮捕された事件で、祖母が「トイレに行きたい」と求め、少年が応じていたことが、捜査関係者への取材でわかった。 祖母はトイレ内から少年の母である娘に電話して来宅を求め、事件発覚につながったという。
また捜査関係者によると、少年が「学校に許せない生徒がいて殺そうと思っていた。家族に迷惑をかけたくないと思い、まず家族を全員殺してからにしようと思った」という趣旨の供述をしているという。 少年が通う私立中学校は友人関係のトラブルはなかったと説明しているが、県警は少年が祖母の求めに応じていることも含め、動機が祖父母への直接的な恨みなどではなかった可能性があるとみて慎重に調べている。
捜査関係者によると、祖父母が刃物で切りつけられた際、祖母が少年に「死ぬ前にトイレに行きたい」と告げた。少年は求めに応じ、祖母は午後6時50分ごろ、トイレの中から少年の母親である娘に「早く来て」と留守番電話を入れたという。
(以上、ネット情報より2本を続けて引用したもの。)
私事に入ろう。
実は現在の住所に転居する一つ前の我が家の住居地が、上記殺傷事件発生マンションに程近い場所に存在した。
加害少年が生まれる少し前頃に、現在の地に引っ越した計算になるようだが…。
殺傷現場であるマンションは和光市駅にほど近い場所に存在する大規模マンション群であり、その広大な敷地内に大きめの公園やちょっとした森などもあれば、また大型スーパーマーケットもあり、子育て中の我が母娘には好都合な遊び場かつショッピング処でもあった関係で、娘と共に頻繁に出掛けていた。
しかもそのマンション群には知り合いも少なからず住んでいたこともあり…
何だか他人事ではない感覚で、この事件報道を注視している。
更に参考だが。 この大規模マンション群は現在に至ってはかなり建物が老朽化しているだろうが、当時は“比較的リッチな人種が住んでいる”との好評判もあった事を記憶している。
加害少年に対する第一報、少年が所属する私立中学校からのコメントにまず愕然とさせられた元教育者の私だ。
何だって?? 少年は物静かで大人しく、一度とて学校側に相談を持ち掛ける事が無かったのだって?
それを良き事として、学校側は少年をずっと「放置」していたって!?!
実際、それこそが昨今を問わず学校現場の実態だろう。
生徒がおとなしくしていさえすれば、教員側の誰一人として声掛けをしないのが常識化していると言えよう。
この私も子供の頃は教員どもにとっては、その“物静か派”だった事だろう。 (いえいえ今現在は決して“物静か”などころか、執筆と言う形で毒舌吐きまくっているが。) 私の場合は第二次反抗期頃より“学校嫌い・教員嫌い”に目覚めたものだ。 その後も高校卒業まで、学校のセンコーに迎合する軟弱生徒どもを水面下で蔑み続けていたものだ。
話題を我が娘に移すと。 私とは本質的に性質が大幅に異なる我が娘が、主体的に教員を嫌う訳はないのだが。 やはりもの静かな娘は、大学卒業までずっと教員達に無視し続けられて今に至っている。 ただ、生来的に人との会話が苦手な娘の場合、本人自身の結果としてはそれで“助かった”との感覚だった様子でもあるが…
子供時代の学校現場での上記印象が強い私は。
我が教員時代には、必ずや “物静かな生徒 ”や “教員に懐かない生徒”にこそ積極的声掛けを実行したものだ。 と言うのも、そうでは無い生徒達とは放っておいても教員とのコミュニケーションをあちらから取りに来る故でもあった。
“物静かな子”達に関しては、比較的「声かけ」が容易だったような記憶もある。 要するに、性質として出しゃばりではないが実は内面的に話題は豊富であり、それが一致した場合むしろ仲良くなれた思い出もある。 この子達のその後の未来はヘボ教員(私の事だが)が慮らずして、輝かしいものである事だろう。
これに対し、“教員に懐かないタイプの生徒” 対応は多少難儀した。(これぞ過去の私と同一だろうが…) ただ彼らには何らかのポリシーがあると信じた私は、コミュニケーションを取る事を頑張った。 その成果があったか否かは未だに不明だが、その子達の事こそ一番印象的に覚えている。 きっと、社会で成功を遂げ活躍していることだろうと信じたい。
話題を今回の事件の加害者少年に戻そう。
私の推測では、もしかしたらこの少年は直ぐ上に掲げた“教員に懐かない生徒”なのではかなろうか? それを“物静かな生徒”と勘違いした(あるいはそれで片付けたい)学校現場で、誰一人として当該生徒に話しかける事無いまま、事件が勃発してしまった…
それに困惑した私立高校現場が、何を勘違いしたのか、この現状を事件発生直後にメディアに発表するとの大失策をやらかした。
その発言で責任逃れが出来るはずも無いにもかかわらず…
いや今回の事件に関しては、もちろん最終的には家庭の責任に終結する事であろう。
ただ、もしかしたら家庭内でも少年の“異常心理”に気付いていつつ、その分野の専門力皆無の学校に相談するなどとんでもない! なる切なる思いがあったのかもしれない。
この私こそも、生来的な事情を抱える我が娘に関する相談を、娘小学校高学年以降は何らの医学専門力無き学校のセンコーになど、一切持ち出していない故の発言だ。
いずれにせよ学校現場は、メディアの取材を受けた際に専門力無き無責任発言は絶対的に慎むべきだ!
今回の事件の場合、学校内での何らかのトラブルがきっかけとなり加害少年が自身の祖父母を殺傷に至った事実が嘆かわしい。
今後はどうか加害少年が通っていた学校現場は、根拠なき無責任発言を改め、真摯に対応して欲しいものだ。
と、加害者少年の所属している学校に対する我が怒りが爆発しそうだ。
冒頭から、2018.10.18に発生した、中学生男子による祖父母殺傷事件に関するネット情報を2本続けて引用しよう。
まずは、埼玉新聞社による「夫婦死傷、逮捕の孫通う中学校ショック 事件直前は変わった様子なく下校 物静かで悩み相談なし」と題する報道より。
18日午後7時25分ごろ、埼玉県和光市のマンション一室で、男女2人が血を流して倒れていると119番があった。 この部屋に住む無職男性(87)はその場で死亡が確認され、妻(82)は重傷を負った。 県警は19日、妻に対する殺人未遂容疑で、同じマンションに住む孫で中学3年の少年(15)を逮捕。 現場の状況などから男性を殺害した疑いもあるとみて、詳しい動機や経緯を調べている。 司法解剖の結果、男性の死因は上腹部の刺し傷による出血性ショック死だった。
「あのような事件と対極にいる生徒」「彼に限って、何かの間違いではないか」。 少年が通う県内の中学校には驚きとショックが広がった。
教頭によると、少年は物静かでおとなしく、休み時間など1人でいることも見受けられたという。 科学部に所属し、パソコンでコンピューターグラフィクスなどを楽しんでいた。 本人は落ち着いた学校生活を送っていたという。
18日は通常通り登校し、6時間授業を終えて午後4時ごろ学校を出た。 特に変わった様子はなかったという。 少年や保護者が学校生活、家庭についての悩みを学校に相談したことはなかった。
県警から18日午後10時ごろ少年が所在不明との連絡が学校にあり、19日朝には少年の母親から「ご迷惑をお掛けします」などと電話があったという。 少年の行方が分からなくなったことを知った一部の生徒に対し、教職員が19日朝には動揺が広がらないよう応対に務めた。
教頭は「ほかの生徒や保護者も含め、今後何らかのケアをする必要がある。ただ、彼が事件を起こすなど思い当たる節がなく、どう説明すればいいのか…」と言葉少なだった。
引き続き、本日発見した別ネット報道より引用しよう。
埼玉県和光市のマンションの一室で80代夫婦が殺傷され、同市に住む孫の中学3年の少年(15)が祖母への殺人未遂容疑で逮捕された事件で、祖母が「トイレに行きたい」と求め、少年が応じていたことが、捜査関係者への取材でわかった。 祖母はトイレ内から少年の母である娘に電話して来宅を求め、事件発覚につながったという。
また捜査関係者によると、少年が「学校に許せない生徒がいて殺そうと思っていた。家族に迷惑をかけたくないと思い、まず家族を全員殺してからにしようと思った」という趣旨の供述をしているという。 少年が通う私立中学校は友人関係のトラブルはなかったと説明しているが、県警は少年が祖母の求めに応じていることも含め、動機が祖父母への直接的な恨みなどではなかった可能性があるとみて慎重に調べている。
捜査関係者によると、祖父母が刃物で切りつけられた際、祖母が少年に「死ぬ前にトイレに行きたい」と告げた。少年は求めに応じ、祖母は午後6時50分ごろ、トイレの中から少年の母親である娘に「早く来て」と留守番電話を入れたという。
(以上、ネット情報より2本を続けて引用したもの。)
私事に入ろう。
実は現在の住所に転居する一つ前の我が家の住居地が、上記殺傷事件発生マンションに程近い場所に存在した。
加害少年が生まれる少し前頃に、現在の地に引っ越した計算になるようだが…。
殺傷現場であるマンションは和光市駅にほど近い場所に存在する大規模マンション群であり、その広大な敷地内に大きめの公園やちょっとした森などもあれば、また大型スーパーマーケットもあり、子育て中の我が母娘には好都合な遊び場かつショッピング処でもあった関係で、娘と共に頻繁に出掛けていた。
しかもそのマンション群には知り合いも少なからず住んでいたこともあり…
何だか他人事ではない感覚で、この事件報道を注視している。
更に参考だが。 この大規模マンション群は現在に至ってはかなり建物が老朽化しているだろうが、当時は“比較的リッチな人種が住んでいる”との好評判もあった事を記憶している。
加害少年に対する第一報、少年が所属する私立中学校からのコメントにまず愕然とさせられた元教育者の私だ。
何だって?? 少年は物静かで大人しく、一度とて学校側に相談を持ち掛ける事が無かったのだって?
それを良き事として、学校側は少年をずっと「放置」していたって!?!
実際、それこそが昨今を問わず学校現場の実態だろう。
生徒がおとなしくしていさえすれば、教員側の誰一人として声掛けをしないのが常識化していると言えよう。
この私も子供の頃は教員どもにとっては、その“物静か派”だった事だろう。 (いえいえ今現在は決して“物静か”などころか、執筆と言う形で毒舌吐きまくっているが。) 私の場合は第二次反抗期頃より“学校嫌い・教員嫌い”に目覚めたものだ。 その後も高校卒業まで、学校のセンコーに迎合する軟弱生徒どもを水面下で蔑み続けていたものだ。
話題を我が娘に移すと。 私とは本質的に性質が大幅に異なる我が娘が、主体的に教員を嫌う訳はないのだが。 やはりもの静かな娘は、大学卒業までずっと教員達に無視し続けられて今に至っている。 ただ、生来的に人との会話が苦手な娘の場合、本人自身の結果としてはそれで“助かった”との感覚だった様子でもあるが…
子供時代の学校現場での上記印象が強い私は。
我が教員時代には、必ずや “物静かな生徒 ”や “教員に懐かない生徒”にこそ積極的声掛けを実行したものだ。 と言うのも、そうでは無い生徒達とは放っておいても教員とのコミュニケーションをあちらから取りに来る故でもあった。
“物静かな子”達に関しては、比較的「声かけ」が容易だったような記憶もある。 要するに、性質として出しゃばりではないが実は内面的に話題は豊富であり、それが一致した場合むしろ仲良くなれた思い出もある。 この子達のその後の未来はヘボ教員(私の事だが)が慮らずして、輝かしいものである事だろう。
これに対し、“教員に懐かないタイプの生徒” 対応は多少難儀した。(これぞ過去の私と同一だろうが…) ただ彼らには何らかのポリシーがあると信じた私は、コミュニケーションを取る事を頑張った。 その成果があったか否かは未だに不明だが、その子達の事こそ一番印象的に覚えている。 きっと、社会で成功を遂げ活躍していることだろうと信じたい。
話題を今回の事件の加害者少年に戻そう。
私の推測では、もしかしたらこの少年は直ぐ上に掲げた“教員に懐かない生徒”なのではかなろうか? それを“物静かな生徒”と勘違いした(あるいはそれで片付けたい)学校現場で、誰一人として当該生徒に話しかける事無いまま、事件が勃発してしまった…
それに困惑した私立高校現場が、何を勘違いしたのか、この現状を事件発生直後にメディアに発表するとの大失策をやらかした。
その発言で責任逃れが出来るはずも無いにもかかわらず…
いや今回の事件に関しては、もちろん最終的には家庭の責任に終結する事であろう。
ただ、もしかしたら家庭内でも少年の“異常心理”に気付いていつつ、その分野の専門力皆無の学校に相談するなどとんでもない! なる切なる思いがあったのかもしれない。
この私こそも、生来的な事情を抱える我が娘に関する相談を、娘小学校高学年以降は何らの医学専門力無き学校のセンコーになど、一切持ち出していない故の発言だ。
いずれにせよ学校現場は、メディアの取材を受けた際に専門力無き無責任発言は絶対的に慎むべきだ!
今回の事件の場合、学校内での何らかのトラブルがきっかけとなり加害少年が自身の祖父母を殺傷に至った事実が嘆かわしい。
今後はどうか加害少年が通っていた学校現場は、根拠なき無責任発言を改め、真摯に対応して欲しいものだ。