本日のエッセイは、3本前に公開した「 世の親たちは我が子の学習内容をどれ程理解して指導や叱咤をしているのだろう??」の続編の形となる。
上記エッセイにおいては、我が娘が高校3年生時点で「大学公募制推薦入試」に一発合格!!するまでの道程に関して綴り公開した。
母親である原左都子の教育力一本勝負で娘の「大学公募制推薦入試・合格」に導いたその道のりについてまとめたものだ。
今回のエッセイは、その続編として。
前編に於いては語っていない、貴重な「裏話」を公開せんとする魂胆だ。😏
ただし、その我が娘は現在既に30歳になっている。(参考だが、今尚結婚の意思が全く無く、親元を離れ一人身で職業人の人生を貫いている。)
大学入試合格は本人が18歳時の出来事であるため。 その後12年の年月が経過した現在において、大学受験に関する世の状況が大幅に変化しているであろうことを、あらかじめお断りしておく。
娘が自身で公募制受験を選択した大学・学部にての受験合格要件は、高校が作成した「内申書」「成績表」審査と、本人が大学に出向いて受験する「小論文課題」と「面接」のすべてを合格することだった。
高校が作成する「内申書」と「成績表」に関しては、早くも高校入試時点で大学推薦入試のその合格基準を明確に聞いていた。
一番重要視されるのは、「出席日数」だろう。 皆勤及び年3日以内の「欠席」が最低必要条件だっただろうか?? 我が娘の場合は、もちろんそれを満たしていた。 特に高3時は卒業まで皆勤だった。
学業成績に関しては、公募制推薦を受験する大学やその学部により基準が異なるのだが、 何処の大学学部でも最低限でも学業成績評価「3.5」以上を満たしていないと問題外だったと記憶している。 参考だが、我が娘の場合高3春時点での「総合評定」が「4.2」であり、余裕で公募制推薦受験可能だった。😁
以上が、とりあえず大学の「公募制推薦」合格の最低点の必要条件だ。 大学によっては、「英検」「漢検」「数検」合格必須等の条件もあります。(我が娘が受験した大学もそうでした。)
これに加えて、「面接」はおそらく何処の大学の推薦入試においても必ず実施されていることだろう。
この面接に関して、娘の高校でも学校長自らがその「模擬面接」を受験生に実施してくれたのだが。
娘の高校には前年までは統率力の素晴らしい学校長(著名な元NHK解説委員であられた)がいらしたのだが、残念ながらその方が退職されて。 副校長だった人物が校長に昇格され、その方が娘の「模擬面接」を実施してくれたようだが…
これが、(元高校教諭の私に言わせてもらうと)的が外れていた!!😱
その元副校長が娘に曰く、「あなたは既に美大受験は諦めているのだから、それに関して面接で触れてはいけません!」
親の私から補足説明をすると、確かに我が娘は高2の最後まで美大受験に向けて夜間はせっせと美大受験予備校に通っていた身だ。 ところがデッサンに躓き、高2の3学期に美大受験を断念したとの経歴を作ってしまったのは事実だが。
この事実に関して親の私に言わせてもらうならば。 学業と並行して人の2倍の努力を重ねて来た娘の事実を、何故それを全く知らない学校長に「一切言うな!」と否定されねばならないのか!!と怒り心頭だった。 😡
そこで私は娘にアドバイスした。
「もしも公募制推薦大学の面談において、例えば、余暇は何をしていたか?等々の質問がでた場合、夜間は日々美大受験予備校に通い切磋琢磨していた事実を公表するべきだ!」
実は、これが娘の公募制推薦大学合格の要であったと結論付けられる気もする。
娘が目指した公募制推薦大学学部学科とは基本的には「理系分野」ではあるものの、一部に於いて芸術性が問われる学科だったが故だ。 (参考ですが、我が娘は公募制推薦にて入学した大学にて「フードスペシャリスト」「フードコーディネーター」「食生活指導士」等々の資格を取得して卒業しています。)
ラッキーなことに娘の公募制推薦面談の場に、娘を通わせた「美大受験予備校」と縁があり熟知している教授がおられたらしい!
その教授氏曰く、「貴女はあの美大予備校にて毎晩頑張っていたのですね!!」
なんだか親の私としても、この教授のセリフが決め手となって我が娘が目指した大学公募制推薦入試に合格できた気もする。
人間の人生など、誰だって分かりゃしないものであろう。
“たかが”高校校長が、自己の輝ける未来を目指す子供たちに。
たかが模擬面談にて「これは言っちゃダメ!」などとのせせこましい指導を今現在も実施しているとは思いたくも無いが…😫 😱
学校教員たるもの、特に受験面談を控えている子どもの未来を潰すべく言動は自らの良識で自粛願いたいものだ!!