原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

AI自身が研究を加速させて「ノーベル賞」級の発見をする、と言うが…

2024年05月28日 | 学問・研究
 (冒頭写真は、2024.05.26付朝日新聞記事「AI 科学者を揺さぶる」より転載したもの。)


 同記事より転載した冒頭写真が、原左都子にとってはある意味で“面白い”ので、その辺の感想を述べよう。
 
 ちょうど何らかの実験中の研究者が、「人間の科学は思惑に懸念?」なる疑問符を脳裏にかすめている。
 そして出した結論とは、「生成AIによる捏造気付かず盗用も?」「AGI科学者の誕生? 人知超える『スーパーインテリジェンス』も?」 なる邪道な懸念を脳裏に抱いている。
 ちょっと、研究者さん。 そんな懸念に振り回されていないで、とにかく ご自身の研究実験を真面目にこなして、貴方なりの結論を出すことが最優先でしょう!
 
 しかもだ。
 AIが仮説を生成し、実験も計画もAIにおまかせ??
 生成AIが論文執筆して、新たな仮説生成も。
 更には、論文の査読者もAI!?!
 そして、有用な物質発見。??


 
 一旦、原左都子の感想だが。

 この私も、医学分野において長年「実験・研究」を主たる業務としてきた人間だが。
 もしも冒頭の写真の如く、「科学のすべてをAIにおまかせ?」時代が近い未来に於いて本気で訪れるとしたら…

 何だか、世も末感が漂ってしまうなあ。😱 😵 

 いやいや、負けず嫌いのこの原左都子ならば。
 私が執り行った実験に対して、AIさんよりいちゃもんを付けられたとしても。
 再再度 この私が更に確認実験を繰り返して、この私が成した再実験こそが有用な結論を導けたことを証明してみせたいものだ。!!?

  実際問題、AIなる人工知能は今始まったばかりではないか!
 いや、AIのここのところの目覚ましい発展ぶりは、この私もある程度は理解できているよ。
 それでも、やはり何かの「欠落」や「不十分さ」を未だ兼ね備えていると私はみている。
 (えっ、なんですって? 老けた原左都子婆さんなど、へでもないぜ、って?!?)

 それでも、AIさん、私は貴方達の欠点も知ってるんだぜ!
 この前、貴方の仲間?が某ネット上のサイトにて「原左都子エッセ集」の批評を自主的にして下さった際に、原左都子を呼び捨てにしたでしょ!
 それに対抗して私は「一般人に対しては日本では呼び捨てにしない習慣があるから、それに従って今後は原左都子に対しては必ず「さん」付けにて対応せよ。」と指示して、貴方の仲間はそれに従ったのに。
 日数が経過して 同じサイトを見てみたら、はやりあなたの仲間??は「原左都子」を呼び捨てにしてた。
 かなりショックだったよ。 
 AIとは、「学習効果」の塊のような存在かと信じていたら、同じ失敗を繰り返しているではないか!!
 それとも、AIの世界も“仲間”により個性があるのだろうか???

 その辺の事情が、この原左都子にも今のところ理解不能なのだが。😖 




 最後に、話題を冒頭の「AI研究がノーベル賞級に?」に戻そう。

 これに関しても原左都子は異議があるなあ。

 「ノーベル賞」と一言で言ったとて、 実際にそのノーベル賞に輝いた(特に科学分野の賞に関して)。 
 この科学者の端くれの原左都子ですら、取得した研究の価値のレベルの程が様々(価値の差が大きい)事実にいつも気付かされるよ。😫 😷 
 (実際問題、ノーベル賞に輝いたとて、さほど世の役に立っていない科学方面のノーベル賞も過去に存在するよねえ?!?)

 それらを一緒くたにして、「今後AIにノーベル賞級の発見を目指させる」と各方面の研究者から言われても、AIさんたちはさほど嬉しくないかも…
 
 などとの発言をするのは、元科学者の端くれであることは間違いないが、既に年老いて心がひねくれた原左都子だけかもね。😜