(冒頭写真は、郷里のさっちゃんより昨日東京の我が家に送り届けられたハウスミカンとスダチ。)
本エッセイ集ファンの皆様は、原左都子の叔母である“さっちゃん”をご存じの事であろう。
実母の妹にあたる人物で 実母はもちろんのこと、この私も郷里帰省時にいつも大変お世話になっている人物だ。
昨年11月の郷里医学部同窓会出席時にも、当然の事ながらさっちゃんのお宅に母共々長時間立ち寄らせて頂いて、至れり尽くせりの厚遇を受けたものだ。
このさっちゃん、現在79歳なのだが。
若かりし頃より頭が切れるし 運動神経もいいし、人格的にも明るくて優れているしで、わが親戚筋の中でも飛び抜けて優秀な人材だ。
私など 小学生時代からこのさっちゃんを慕い続けて、母方親戚筋の何らかの行事がある時にはいつも懐かせて頂いてきている。
私が上京後は、さすがにしばらく縁が遠のいたものの。
特に父亡き後しばらくして母が高齢者施設入居後は、母自身がさっちゃんに大いに依存している関係で。 娘の私も郷里帰省時には必ずさっちゃん宅に出向いて交流を深めているとの有様だ。
さて、このさっちゃんが80歳を迎えようとしている現在。 さっちゃんの夫氏の提案で 家の「固定電話」を廃止して「スマホ」生活に突入した様子だ。
昨日 ハウスミカン等のお礼のために、さっちゃんが宅配便の送り状に書いてくれていた電話番号に電話をしていみると。
これがまさにさっちゃんの「スマホ番号」だったようで、ご亭主と2人で、ひと悶着している様子だ。
(ははあ、さっちゃんは未だスマホデビュー後日数が経過していない故に、スマホ電話に出るのにご亭主にその出方を相談しているな?!?)😁
との我が推測通りで、やっとさっちゃんがスマホの電話口に出てくれた。
その後は、スムーズにさっちゃんといつもの会話になったのだが。
さっちゃんがおっしゃるには、「人間80歳を迎える段階になると、いろいろと整理するべきことが多くなる。 この電話もそうなのだが、我が家も家電話を廃止してスマホ生活に突入した訳だけど まだまだ慣れなくて…」
何をおっしゃる、さっちゃん、だ!
我が母系の親戚筋の中で今尚 一番の頭の良さを誇っているのは、このさっちゃんに間違いない!!
だからこそ出来の悪い我が親ども(父は当の昔に亡くなり、今は母親のみだが)よりも、私は自分の考えで今現在は郷里に発生する各種問題事象に関しては、いつもさっちゃんに依存させて頂いている。
スマホデビューしたてのさっちゃんであるが。 来る80歳との年齢にもかかわらず、すぐにその扱い方をマスターすることであろう。
とにかく 私が郷里の親戚筋で頼れるのはさっちゃん一人ですので、今後ともよろしくお願いします!!
そんなさっちゃんに先にお中元品を送るべきは、この私であるにもかかわらず。(急いでお返しの品を手配しました。)😜
今夏もまた、さっちゃんより先に冷蔵ハウスミカンとスダチを頂戴した。😝
これ、冷蔵室に保存すれば美味しさ倍増だし、ある程度の期間保存も可能です。
さっちゃん、毎年郷里からの絶品の贈り物を誠にありがとうございます!
今後共 母存命の間はお世話になり続ける予定ですが、よろしくお願い致します!!
(30年程前に私側から絶縁した米国在住の実姉に関して、実母曰く「今尚何らの役にも立たない…」身にして。 郷里の叔母さっちゃんの存在は輝かしいばかりです… )