(冒頭写真は、我が集合住宅の南前に広がっている“区民農園”。)
今年は晩秋後、東京では雨を見なかったような気がするが…
大晦日を明日に控えた本日、ご覧のような雨模様。
冒頭写真の“区民農園”は、以前にも紹介した記憶があるが。
東京メトロ駅から徒歩6分のこの場に、何故農園が存在するのかを説明するならば。
この地は地下鉄工事が始まる4,50年程前?までは、一面農地だったようだ。 地下鉄開通と共に、この地は住宅地へとすっかり姿を変えたにもかかわらず、この農地(“三角畑”の愛称が付けられていたが)だけは畑のまま残すことになったようだ。
そして3,4年前に区がこの畑を買い上げ、“区民農園”としたとのいきさつだ。
この“区民農園”は抽選により区画毎の主が決まったのだが。
当初区からその話題が持ち上がった際、我が亭主が「抽選に参加しよう!」と言い始めるではないか!!
私としては、「ちょっと待ってくれ!!」に決まっている!
その抽選に下手に当たると、農園の世話をするのはこの私と相場が決まっている。 (アンタと娘の世話で日々手一杯の私に、農園の世話までさせる気か!!)と猛反対の私の“鶴の一声”で、亭主は農園抽選参加を断念してくれた。😩
日々、洗濯物干し時にこの農園の様子を観察するのだが。
農作業とは、実に大変である事を思い知らされる。
冒頭写真をご覧になるとおわかりだろうが、冬になる前には必ず“ハウス”作り作業が発生する。 そして夏場は草抜きで大変だ。 それを怠ると、直ぐに周囲の区画に迷惑がかかる。
定期的に区の職員が農園の様子を点検に来て、迷惑状態の区画者に連絡・指導をしている様子だ。
毎週特に土日になると、この区民農園は農作業者で満杯になる。
子ども達も引き連れてきて、一家総出で農作業に励んでいる様子だ。 (閑静が売りのこの辺の地がその時ばかりは大騒音となり、正直言って迷惑でもあるのだが…)
明日は2020年大晦日。
“コロナ禍”に翻弄され続けたこの1年だった…
本日の東京の雨のお陰で、区民農園に人影がない。
2020年の年の暮れを、区民農園に降る雨でも眺めながら心静かに過そう。