(冒頭写真は、ART BAZAR 2022 ギャラリー 上り屋敷 にて購入した小型はさみ。)
前回のエッセイに引き続き、本日は「ギャラリー 上り屋敷」編をお届けしよう。
まず、地図にてギャラリーの位置を示しておこう。
私の場合は池袋駅にて下車し、ホテルメトロポリタン辺りで左側のギャラリーが多く存在する地域へ入るのだが。
池袋と言えば、雑多なイメージが強いであろうが。
このメトロポリタンホテルの前の道路を横切った途端に、閑静な住宅地に入る。
特に長はるこ先生のギャラリー周辺は、フランク・ロイド・ライト建築の「自由学園明日館」が存在するためか、芸術的要素が強い閑静な街のイメージだ。
そのすぐ隣が長はるこ先生主宰の「Bーgallery」。
そして、本日紹介する「ギャラリー・上り屋敷」はB-galleryから3分程歩いた場所にある。
最初、(面白い命名のギャラリーだなあ。)と感じたのだが、どうやらすぐ近くに「上り屋敷公園」が存在するため、これは固有名詞ではなく地名から名付けたギャラリー名のようだ。
さて、そのギャラリー「上り屋敷」に到着すると、まるで“隠れ家”のような雰囲気だ。(スマホを忘れて行ったため、撮影が叶わず残念だが…)
思い切ってドアを開けてみると、ギャラリーの女性オーナーらしき人物が笑顔で出迎えて下さる。
そして、本日のバザーの展示に関して簡単に説明して下さり…
当時客が2名だったため、私もゆったりと展示物を拝見していると。
まず発見したのが、冒頭写真の「小型はさみ」だ。
観るだけでも何とも味わい深いのだが、手に持って切る真似をしてみると。
これが何とも切り心地が良さそうというのか、実際切らずして切り心地最高!!のはさみだと実感、感動した。
早速、女性オーナーに「これ、頂けますか?」と持参すると。
オーナーが、「お客様にこれなどお似合いですよ!」と言って、こちらのペンダントも紹介して下さった。
実は、私もこれにも目をつけていたのだが。
そしてオーナー曰く、「このペンダントは、美術作家氏が原石を一つ一つ削って磨いて丹念に仕上げた作品です。」と説明して下さる。
当日はちょうどピンクのロングワンピースを着用していて、それにも合うなあと自分でも思いつつ早速購入した。
そして会計をしようとして、この私のバッグから財布を取り出していると。
オーナーが、「素敵なバッグですねえ!」と言って下さる。
実は、先に行ったB-galleryのはるこ先生からも、このバッグを同じように褒められたばかりだ。
「これ、もう何年も前から春夏の時期になると愛用しているバッグなんですが、確かに軽いですし沢山物が入るし、重宝しています。 一昔前に流行った日本製のバッグです。」 と説明すると。
今一度、「素敵です!」と言って下さった。
B-galleryの長はるこ先生はもちろんのこと、こちらの「上り屋敷」の女性オーナー先生にもフレンドリーに接して頂いて。
実に楽しい今夏の「ART BAZAR 2022」行脚だった。😃
また、来年も来ますね!!
P.S.
上記の「はさみ」ですが、先程楽天市場にて同一のはさみを発見しました。 何と¥7,500- 程の価格で販売されていました。
私はこれを「上り屋敷」にて中古とは言えども、その十分の一以下の価格で購入しました。
そう言えば、はさみ本体に製造番号が彫り込まれています。 私が購入したのは、No.38でした。
ある程度の本数が量産されているようですが、それにしても“掘り出し物”だったようです!