原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

「毛深さ」では負けません!!

2024年07月04日 | その他オピニオン
 (冒頭写真は、2024.06.30付け朝日新聞 フォーラム「長袖を脱がない子どもたち」より転載したもの。)


 早速冒頭写真のグラフを見てみよう。

 「暑い日でも長袖を着ている子どもをみたことがありますか?」
 この質問に対する回答として、「身の回りで見たことがある」との回答が最多を占めている。

 「なぜ暑い日でも長袖を脱がない子がいるのだと思いますか?」
 上位回答を引用すると。
 「毛深さや体型などの容姿を気にしているから」が1位。
 以下は、「日焼けをしたくないから」「アトピーなどの疾患で肌を見せたくないから」 と続く。



 この「毛深さ」に関してだが。

 原左都子が未だ6歳時の小学校へ入学仕立ての頃に、これに関する今尚忘れ得ぬ思い出がある。
 体育館内で4,5人のグループで車座で座っていた時の事だ。
 一人の男子児童が私の前腕を見て、「すげーーー、長い毛がふさふさだ!!」とビックリして叫んだものだ。
 そうしたところ、体育館内の児童皆が我先にそれを見んと私の処へ走って来て。
 口々に言うには、「すげーーーー!!」「長い!!!」😱 
 
 その通りであり、その頃の私の細長い前腕には長さにして3㎝程のかなり濃い黒系の毛がふさふさと生えていた。

 ただ私自身はさして気にするでも無かったし、「見たい人はどうぞ」的な気軽な感覚だったものだ。

 その後もこの我が前腕の毛は衰えることを知らなかったのだが。 
 加齢と共に徐々に薄くなっていき。 
 高齢域に達している今では、よ~~~~く見るとうっすらと毛がある事に気付く程度に退化している。

 自分自身が特段気にならなかったため、それを隠すなどと考えたことも無く、ずっと放置してきた。


 ついでに言うと、脚の毛も当然ながら毛深かった。(男顔負けの“すね毛”の私です!!)😵 
 これに関しては、若かりし時代にはスカート(特にミニスカートが流行した頃には)やむを得ず自分で剃って処理をした。
 これが面倒臭くて嫌で、タイツ等を履く冬にはその作業を絶対的に!!さぼったものだ。
 高齢域に達した現在に至っては、まさかもう「ミニスカート」を履く機会が皆無となり、我が脚も自然に任せている。
 参考だが、すね毛に関しても放置しておくと徐々に薄くなっていく様子だ…




 朝日新聞記事に戻ろう。

 今時の若者は、「毛深さや体形などの容姿を気にする」との理由で、暑い夏でも長袖を着用する子が多いらしい。

 何に(誰に)対しての「気遣い」なのかが、私にとっては正直言って分かりにくいなあ…  (自分自身に対する気遣いなのだろうが…)

 「日焼け」や「自分が持っている疾患を隠す」等の理由は説明がついている気もするが。

 かと言って、真夏は猛暑日が続く(本日も全国的に猛暑でしたね!!)我が国において。
 長袖で過ごすのは、熱中症等の危険性が伴うと私など判断する。

 
 私の場合も、脚のムダ毛(この表現も不思議だが、確かに女性にとっては無駄でしかないなあ。)を剃っている時期が長かった気もするので、偉そうには言えない立場だが。

 とにかく、真夏には長袖はやめて半袖(あるいはノースリーブ)薄着で過ごしましょうよ。

 貴女方が気にしている程に自身の体毛とは、他者にとって何物でもないですよ。
 特に医学観点からは。


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