(冒頭写真は、2024.06.30付け朝日新聞 フォーラム「長袖を脱がない子どもたち」より転載したもの。)
早速冒頭写真のグラフを見てみよう。
「暑い日でも長袖を着ている子どもをみたことがありますか?」
この質問に対する回答として、「身の回りで見たことがある」との回答が最多を占めている。
「なぜ暑い日でも長袖を脱がない子がいるのだと思いますか?」
上位回答を引用すると。
「毛深さや体型などの容姿を気にしているから」が1位。
以下は、「日焼けをしたくないから」「アトピーなどの疾患で肌を見せたくないから」 と続く。
この「毛深さ」に関してだが。
原左都子が未だ6歳時の小学校へ入学仕立ての頃に、これに関する今尚忘れ得ぬ思い出がある。
体育館内で4,5人のグループで車座で座っていた時の事だ。
一人の男子児童が私の前腕を見て、「すげーーー、長い毛がふさふさだ!!」とビックリして叫んだものだ。
そうしたところ、体育館内の児童皆が我先にそれを見んと私の処へ走って来て。
口々に言うには、「すげーーーー!!」「長い!!!」😱
その通りであり、その頃の私の細長い前腕には長さにして3㎝程のかなり濃い黒系の毛がふさふさと生えていた。
ただ私自身はさして気にするでも無かったし、「見たい人はどうぞ」的な気軽な感覚だったものだ。
その後もこの我が前腕の毛は衰えることを知らなかったのだが。
加齢と共に徐々に薄くなっていき。
高齢域に達している今では、よ~~~~く見るとうっすらと毛がある事に気付く程度に退化している。
自分自身が特段気にならなかったため、それを隠すなどと考えたことも無く、ずっと放置してきた。
ついでに言うと、脚の毛も当然ながら毛深かった。(男顔負けの“すね毛”の私です!!)😵
これに関しては、若かりし時代にはスカート(特にミニスカートが流行した頃には)やむを得ず自分で剃って処理をした。
これが面倒臭くて嫌で、タイツ等を履く冬にはその作業を絶対的に!!さぼったものだ。
高齢域に達した現在に至っては、まさかもう「ミニスカート」を履く機会が皆無となり、我が脚も自然に任せている。
参考だが、すね毛に関しても放置しておくと徐々に薄くなっていく様子だ…
朝日新聞記事に戻ろう。
今時の若者は、「毛深さや体形などの容姿を気にする」との理由で、暑い夏でも長袖を着用する子が多いらしい。
何に(誰に)対しての「気遣い」なのかが、私にとっては正直言って分かりにくいなあ… (自分自身に対する気遣いなのだろうが…)
「日焼け」や「自分が持っている疾患を隠す」等の理由は説明がついている気もするが。
かと言って、真夏は猛暑日が続く(本日も全国的に猛暑でしたね!!)我が国において。
長袖で過ごすのは、熱中症等の危険性が伴うと私など判断する。
私の場合も、脚のムダ毛(この表現も不思議だが、確かに女性にとっては無駄でしかないなあ。)を剃っている時期が長かった気もするので、偉そうには言えない立場だが。
とにかく、真夏には長袖はやめて半袖(あるいはノースリーブ)薄着で過ごしましょうよ。
貴女方が気にしている程に自身の体毛とは、他者にとって何物でもないですよ。
特に医学観点からは。